渋谷事変 ページ2
___2018年10月31日 19:00
非術師のみが閉じ込められる半径およそ400mの帳が下りた。
現在の時刻 20:30
私と悟は帳の外側に居た。
五「Aはどこの班に行くの?」
『私どうやら単独行動みたい。』
五「特級だから?」
『特級だから。』
五「特級も大変だねぇ。」
『ほーんと。』
この1ヶ月任務任務任務任務で悟とまともに顔合わせて無かった。
五「これ、終わったら僕の部屋集合ね。」
『はいはい。』
帳にとぷんと手を入れながら言った。
五「さっさと終わらすからね〜。」
『わかったからはよ行け。』
五「あ、その前に、」
入れかけてた手を引っ込めて私の所に戻ってきた。
五「これないと頑張れないから。」
そう言ってほんの一瞬唇同士が触れ合った。
五「じゃ、いってきまーす。」
と言って帳の中に入っていった。
『【鵺】【玉犬】』
私も帳の中に入ってズルっと影から2つの式神を召喚する。
『私はちょっと外で電話してから入って居る呪霊狩ってて。』
そう命令してから帳の外へ出る。
『……もしもし、恵?』
伏『はい。どうしたんですか、こんな時に。』
『冷たいなぁ。あ、七海さんいる?』
伏『いますよ。変わりますか?』
『いや、後ででいいや。それより恵。帳の事なんだけどさ。嘱託式の可能性捨てちゃダメだよ。』
伏『……わかりました。』
『よし、じゃあ七海さんに変わって〜』
伏『わかりました。』
帳の傍のビルの影を踏んで呪力感知に勤める。
地下に特級呪霊三体。うち1つは姉妹校交流会で私とやり合った呪霊もいる。
それからじっと動かない呪力が多数。
七『変わりました、七海です。』
『あ、七海さんお久しぶりです。
五条先生を呼ぶ目的として私が考えたただの考察なんですけど、ちょっとだけ聞いてくれません?』
七『聞きます。』
『1つ目、五条先生を殺す事。まぁ多分この可能性はほぼ0に近いです。もしそれを目的とした場合それは相手アホすぎます。
2つ目、こちらに五条先生を集中させて違う場所でもっと大きなクーデターを起こす可能性。まぁこれも捨てていい気がします。』
七『何故?』
『呪力感知した所、渋谷ヒカリエにいるのはどうやら呪詛師と組んでる呪霊っぽいんですよね。この前高専に奇襲を仕掛けた奴らです。高専奇襲・メカ丸殺害が前兆だとしたらこの帳がきっと本命。それに今日はハロウィンです。』
七『ハロウィンが何か関係あるんですか?』
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華渚(プロフ) - ましゅふわさん» 今復活した時の事書いてます!もうすぐ書き終わるのでもうしばしお待ちを!! (2020年11月15日 23時) (レス) id: 18351af9b9 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅふわ - まさか五条先生復活うぅぅぅぅぅぅ!?まじビックリしました!!!それとイケメン!!!イケメン!!!(誰とは言わない)更新頑張って下さい!!! (2020年11月15日 22時) (レス) id: d8537287d4 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 蒼李さん» コメントありがとうございます!今から怒涛の追い上げです笑ちょっくら更新頑張ってまいります(`・ω・´)ゞ!! (2020年11月15日 22時) (レス) id: 18351af9b9 (このIDを非表示/違反報告)
蒼李(プロフ) - 初コメ失礼します。ふああああああああってなりました!!!!!!!!展開が展開が!!!と、読みながらうめいてしまいました。失礼しました。 (2020年11月15日 21時) (レス) id: 924852892b (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 琉亜さん» いえいえ、むしろ教えていただきありがとうございました! (2020年11月15日 19時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年11月11日 22時