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お漏らしは厳禁 ページ17

ヤスの仕事終わりを待つ間、インターネットで検索すると、私の情報がたくさん出てきた。

【大谷翔平の婚約者は札幌市内在住の会社員。二人はすでに両家の親へ挨拶を済ませている。球団にも報告済みとのこと。(球団関係者より)】


・・・誰だよ、漏らした関係者。


深くため息をはく。

翔平くん、今頃なにしてるだろうか。
わたしはこれから一体どうなるのだろうか。


不安は胸にあったものの、今はとりあえずヤスの迎えを待つことしか出来なかった。


それから数分後、ヤスは近くの路肩に車を止めていたから乗り込んだ。


「おまえ大変だったな。ニュースみたか?」
「ネットで見た。」
「おまえあの週刊誌の写真すげえデブだったな。」
「そりゃあね、ヤスと翔平くんの間に立ったら私は新人類だわ!」
「突っ込む余裕あるなら大丈夫だな、とりあえずこのままマンション行くぞ。」
「頼む。」



ヤスの家につくとテレビをつける。
時刻はもう22時を回っていた。


ワイドショーが始まると速報です、といって翔平くんが映る。




『本日、西武ドームにて試合を行っていた日本ハムファイターズの大谷翔平に結婚報道?』


・・・うるせえな。結婚がそんなにいけないことか。

知らず知らず眉間によってしわをヤスに伸ばされた。


「A。翔平から電話。」
「え、」




私の携帯はすでに充電が切れていてヤスの携帯に翔平くんから電話がかかってきた。


「A、ごめん。そっち大変なんだってね。」
「ううん。まあまあだから気にしないで。」
「・・・Aちゃん、予定とは違うけど、騒ぎが大きくなったらシーズン中であっても会見して結婚は発表するつもり。絶対守るから、今のところはヤスくんのところにいて。明日試合終わったらすぐにそっちに向かうから。」


きっと電話の向こうの翔平くんは真剣で少ししゃくれながらもきりっとして表情を見せているだろう。

安易に想像できるその姿に少し頬を緩めた。


「頼りにしてます。いつもありがとう。」


そう伝えると翔平くんは少し咳払いをした。

「照れたの?」
「ううん、かわいいなって。」
「・・・」
「照れたの?」
「・・・照れた。」


してやられた。
こんだけ大きなニュースになっていても翔平くんはいつも通り。

それに少しだけ安心した。

プロポーズ→←どうして



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ずゅん(プロフ) - おぐさん» こちらこそありがとうございますヽ(o´3`o)ノ早速ニヤニヤしながら妄想膨らませております☆ご期待ください! (2016年12月8日 19時) (レス) id: ba0f5b3a68 (このIDを非表示/違反報告)
おぐ - 早速のお返事ありがとうございます!知ったのは最近ですが、結婚はもう何年も前にしてるのでググってみてください(笑)お相手は大谷くんかやー様でお任せします! (2016年12月7日 22時) (レス) id: 7eaeb49283 (このIDを非表示/違反報告)
ずゅん(プロフ) - おぐさん» コメントありがとうございます!!そんなことが実話に起こってるんですか?!ググります。(笑)ぜひ!書きたいです!因みにお相手はどなたがご希望でしょうか〜〜??これからも気軽にコメントしてください!! (2016年12月7日 21時) (レス) id: ba0f5b3a68 (このIDを非表示/違反報告)
おぐ - いつも更新楽しみにしています!ずゅんさんにリクエストがあって一念発起して送りました。ファンレターから文通して?遠距離恋愛の上結婚した野球選手と一般女性の本当にあったエピソードを聞いて、ぜひ書いてほしいです!よろしくお願いします! (2016年12月7日 20時) (レス) id: 7eaeb49283 (このIDを非表示/違反報告)
ずゅん(プロフ) - まおさん» わわわわ!!!ご覧頂けていたのですね〜〜TT感無量〜〜TTや〜〜妄想と理想をおおいにぶちこんでおりますヽ(o´3`o)ノツイッターのフォローもありがとうございました!! (2016年12月5日 7時) (レス) id: ba0f5b3a68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ずゅん | 作成日時:2016年12月3日 15時

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