28.返事 ページ28
(沖田)「お、おぅ」(本当は振られたら気まずいから後にして欲しいんだが…)
A「沖田のこと好き…なのかも」
(沖田)「おい、かもってなんでぇい」
A「ま、まだよく分からないの!!でも今日も楽しかったし…ドキドキした…でもよく分かんない…この気持ちが…だからもう少し待ってて欲しい…です」
(沖田)「分かった。少し待っててやりまさぁ」
そう言って沖田はAにキスをした
A「んーー!!ちょ、ちょっと…!!待ってくれるんじゃなかったの!??」
(沖田)「へっ、待つとは言ったがもうこちとら気持ち伝えちまったんでねぇ…もう隠す気も手加減する気もねぇってことでさぁ」
A「はぁ!?何勝手な事言ってるのよー!」
(沖田)「んじゃ、帰りやすかぃ。ちょっと、A手ぇ寄越しなせぇ」
A「え?なんですか…」
手のひらを上に向けて出された手をそういう事じゃねぇよと呟きながらそっと握りベンチから立ち上がらせる
少し驚きながら真っ赤な顔で睨むA。
(沖田)「なんでぇ、そのタコみてぇな顔」
A「し、失礼ですよ!!」
と言いながらせめてもの抵抗かの様に少し強めに握り返しながらぷいっと顔を背け歩き出した
(沖田)「なんで急に敬語なんでぃ」
A「別に…どうやって沖田と話してたか分からなくなっちゃったとかそう言う訳では無いよ…?」
(沖田)「へぇ、つまりは照れてんですかぃ?」
ニヤリと黒い笑顔を浮かべ顔を覗む沖田
A「うるさーい!このクソドS!!」
なんてわちゃわちゃしている内に万事屋に着いてしまった。
(沖田)(あーもう着いちまった…)
名残惜しさを感じながらもここで動かないと変に思われると思い…
(沖田)「着きやしたねぇ…じゃあな」
A「うん…今日はありがとう」
しばらく沈黙の時間が流れて…
ぐいっ!!
A「え、わぁ!!」
沖田はAの腕を引っ張って抱きしめた。
A(は、は、恥ずかしいんですけど…!!)
抱きしめながら沖田はAの方をチラッと見た。すると耳まで真っ赤になっていて沖田のドS心に火がついてしまった。
(沖田)(もっと困ってる顔、恥ずかしがってる顔が見てぇ)
抱きしめながら上半身を少しだけ離してAを見た。案の定、顔は真っ赤で瞳はうるうるしている。
そのままその瞳に吸い込まれる様にキスをした。
(銀時)「あのー家の前でイチャイチャするのやめてもらっていいですかー?」
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凛 - 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月14日 19時) (レス) @page38 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゅーかんばーのQちゃん | 作成日時:2020年5月18日 9時