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36 (Sside) ページ3

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「俺、大丈夫だよ。」

「うん。だけど、俺が心配なの。」






さっきから2人、ずっとこんな調子でイチャついてる…(←俺にはそう見える)





ミツがドラマ撮影から取材に合流して、今は皆で少し遅い昼食。

ガヤさんからの相談は、自分が舞台で大阪や九州に行っている間、ミツのマンションに泊まって様子を見て欲しいと言うものだった。







「皆にも迷惑かかるし…」






戸惑ってるミツ。






「俺達は大丈夫だよ。」







宮っちが声を掛けても






「でも…」






と、まだ気を使ってるみたい。






「北山に何かあったらって、俺心配で舞台に集中できないよ。お願い。俺を安心させてよ。」






ガヤさんの甘えたな声でのおねだりにミツの表情が変わった。







ミツ…ガヤさんのおねだりには弱いからなぁ。






「ぅ……分かったよ。…ごめんね、皆。よろしくお願いします。」






ミツが渋々了承すると、ガヤさんはしてやったり顔。






「遠慮は無しね。」







横尾さんがミツに優しく話しかけてる。






「ミツ〜、俺お泊まり行くよ〜!一緒に寝よぉね〜。」






ガヤさんの心配を余所に、何だかニカは旅行気分…

ミツに抱きついて、ミツに頭を撫でられて喜んでいる。

そんな2人にガヤさんが黙っているはずはなく…







「おい、ニカ、離れろ!…お前、絶対襲うなよ。襲ったら…殺す。」

「ひぃぃぃぃ!お、襲わないよっ。襲うわけないでしょ。」







ガヤさん…目がマジ…

ニカ、マジでビビってるから(笑)






「そうだよ、藤ヶ谷。大丈夫だって。」

「いや、ニカは北山の事、好きだからな。何があるか分かんねぇよ。」

「けど、俺が好きなのは藤ヶ谷…だけだし…」






ニカを助ける為に言ったんだろうけど…ミツも自分で言って照れてるし。






「あぁ〜!やっぱ心配だぁ!宏光が可愛い過ぎるっ」

「あ、あの…藤ヶ谷…誰が来るか分かんないから、名前は…」






ガヤさんはガヤさんで理性失ってるし…

横尾さんと玉が涙目のニカを慰めて…

宮っちは、ガヤさん達のイチャイチャをガン見してる…






………変なグループ。






けど…

こういうのが最高に楽しくて…







ミツが病気だなんて俺はまだどこか信じられずにいる…






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作者名:MISA | 作成日時:2014年6月3日 22時

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