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第5話 ページ6

よし、ここまで来れば大丈夫だろう



僕はAを屋上に連れてきた





A『楠雄くん、助けてくれてありがとう』



どういたしまして。





A『それにしてもこの学校の人は皆怖いね…さっき窒息死するかと…』




お前がそんな容姿だからだろ



自分で引き寄せてるんだよ




A『容姿…?まさか〜!私が可愛いわけないない!何度かスカウトされたこととかはあるけど…』



それが証拠じゃないか




A『スカウトなんて誰でもされるものかと…』



全国の人間に謝れ







そういえばさっき僕に何か言おうとしていたな




A『え?あ!うん。聞きたいことがあって…』



はぁ…手短に頼むぞ



A『じゃあ聞くけどさ…楠雄くんって…









超能力者だったりする?』




なっなぜ知っている


一度も話したことないはず




A『小学生の時なんか透真くんがずっと楠雄くんのこと超能力者超能力者って言ってたじゃん?本当なのかな…と…』



そういえばそんな奴もいたな…


てかよく覚えてたな




A『もちろん!楠雄くんと過ごした小学生時代楽しかったもん。途中で引っ越しちゃったからかなりショックだったけど…』




ショック?




てか僕あまりAと関わった覚えないぞ




A『そりゃそうだよね。楠雄くんずっと相手にしてくれなかったし…』




うん、全く相手にしてなかったな



前から目立つことが嫌だったからAとはほぼ関わっていなかった




Aは男子からも、女子からも人気が高かったからこっちに来ると僕が目立つから相手にしなかった





A『まぁいいや!違うならいいんだ、変な事聞いてごめんね』




いくらAでも秘密をバラすことはできない




すまん



A『いいよいいよ、助けてもらったし!じゃあ私教室行くから、またね!』




そう言ってAは屋上を出た






いつかバラす日が来るかもな…








ん?そういえば




Aはこの学校の構造がどうなっているかまだ知らないはずじゃ…





やれやれ…手間をかかせるな





千里眼!





千里眼でAがどこにいるか確かめてやる









ん?あれは…





A『えっと…』


??『ねぇ名前なんって言うんスか?教えてくださいよぉ〜』





あの紫色の頭は








鳥束か……

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結佳(プロフ) - 続き待ってます (5月16日 12時) (レス) @page20 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
人間 - 続きをくれぇええ!!!(泣) (2021年10月17日 22時) (レス) @page18 id: b3f999ebd1 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - イラスト見て滅茶苦茶上手いし可愛いと思った!お話の内容も面白いし笑えます! (2021年6月1日 22時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
ako(プロフ) - 絵うっま!!!めっちゃかわいいです!!! (2020年5月16日 0時) (レス) id: 444283ccfe (このIDを非表示/違反報告)
豪秋(プロフ) - 凄く面白いです!私はいつメンが大好きで、いつも笑わせてもらってます!文才能力羨ましい、、。これからも応援してます!更新頑張ってください! (2020年3月29日 10時) (レス) id: abe3eae12b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリス | 作成日時:2018年6月26日 3時

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