第15話 ページ17
下校中＿＿＿
はあ…
やれやれ
Aと同じ学校に通えるようにはなったはいいものの
いつもの何倍も今日は疲れたぞ
おまけにすごく目立ってしまった
これからはなるべくAと関わらないようにしたい…が
まあそれはそれで可哀想か
おっと、そんなことを考えてるうちに家に着いた
さて…早く中にはい…
ん？
鍵がない
学校に置いてきてしまったようだ
ツイてない
母はこの時間帯買い物、父は仕事のはず
いやまあ超能力で鍵ぐらい開けられるんだが
明日になって無くなってられたら困る
学校に戻るか
瞬間移動っ！
僕は教室の目の前に瞬間移動した
この時間帯、廊下にも教室にも人はいないはず…
そっと教室のドアを開けた
すると
机に1人女子生徒がうつ伏せになっていた
あの席は確かAの席
Aか？
そっと近づく
A『ｽｰｯ…ｽｰ…』
寝てるな
これは当分起きないやつだ
ぐっすり眠っている
起こさないと学校が閉まってしまうかもしれない
おいA…起きr…
突然視界にある物が入った
Aの手元に何か小さなキーホルダーのような物がある
…どこかで見覚えが
そっとそれを拾い上げる
くまのキーホルダー
確か…幼い頃に…
記憶が段々と蘇る
『『それ！おまもり！』』
おまもり…
確か持ってたはずだ
自分の鞄の中を漁る
…あった
確か高校生になった時から持ち歩いている
Aの持っていたキーホルダーと組み合わせてみた
2体のくまが1つのハートを持ち支えているような形になる
多分こういうのは恋人同士が持つようなやつなのだろうけれど
まああの時は幼かったから、こんなものだろうな
僕はそっと元々あったAの手元にキーホルダーを戻そうとした
A『持ってくれてたんだね』
っ！？
お、起きてたのか…？
A『楠雄くんが入ってきたときからね』
じゃあなんで寝たフリをしたんだ
A『んー…あっ、ドッキリ〜！みたいな！』
理由になってないぞ…
Aは両手を広げながら僕に微笑む
A『どうしたの？帰ったんじゃなかったっけ？？』
僕は事情を話した
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結佳(プロフ) - 続き待ってます (5月16日 12時) (
レス) @page20 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
人間 - 続きをくれぇええ!!!(泣) (2021年10月17日 22時) (レス) @page18 id: b3f999ebd1 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - イラスト見て滅茶苦茶上手いし可愛いと思った！お話の内容も面白いし笑えます！ (2021年6月1日 22時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
ako(プロフ) - 絵うっま！！！めっちゃかわいいです！！！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: 444283ccfe (このIDを非表示/違反報告)
豪秋(プロフ) - 凄く面白いです！私はいつメンが大好きで、いつも笑わせてもらってます！文才能力羨ましい、、。これからも応援してます！更新頑張ってください！ (2020年3月29日 10時) (レス) id: abe3eae12b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作成日時：2018年6月26日 3時
