平和 ページ30
『シャオロンだー！』
突っかかってたものがすっと出てきて爽快感がある。
そんな達成感で後ろへ倒れて伸びをすれば、ちゃっかりトントンに膝枕をされている。
「おめでとうなぁ。」
そう言って大きな手が私の頭を撫でる。
その表情は、子を見守る母、そのものであった。
そして緩やかな空気と、この平和さ。
お昼寝日和ですなぁ...
すると目を閉じかけてる私の上になにかの圧力がかけられる。
「俺のことも早く思い出してな？」
重いと目を開ければ目の前にパーカーさんの見えない顔。
だけど彼の目が見えないせいか恥ずかしさがない。
この暗闇の中に手突っ込んだら顔がないみたいなファンタジーを想像してるからだろうか。
私がなんともないと目を瞑ろうとすればもう1つの圧がかかる。
「俺思い出して貰えたしー」
圧と見せかけたただのマウントである。
パーカーさんの上に乗った彼だがパーカーさんより重くはなく、大体女性の体重という感じだった。
そして思ったより余裕でいる自分も怖い。
大人しく座っていたロボロもこのノリを察知したのか近寄ってくる。
歩き方はてくてくと言う効果音が似合う。
トントンと向き合うように私の横に来れば仕方ないなと言うようにぴたっと座る。
なんか1種の小動物に見えてきた。
「テッテレートーテムポールー」
「平和かお前は。」
『あーねむい〜』
「その状態で！？」
「Aさんが居ない！？」
「せやねんな。風呂屋にも行ったけど来とらんって。」
「.....では、あと行ってないのは...」
「お前らが行った思い出の国？っちゅーとこやろ？」
「...はい、なにか事件に巻き込まれている可能性も少なくないです...」
「なら行くしかないやろ」
「いいんですか？出られない可能性もありますけど...」
「お前はそう言われてあぁそうですかって諦めるんけ？」
「.......分かりましたよ！連れていきます！」
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ひつまぶし - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます！ (2023年2月10日 13時) (
レス) @page33 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
さなくさ - シャオさんの不人気ネタがこんな良い話になるとは､､､！鬱軍団ええっすね。しょっぴさんがおかんみたいな雰囲気がたまらんです。 (2022年1月19日 21時) (レス) @page31 id: 37c7f9211e (このIDを非表示/違反報告)
ソロ - うわぁ、好きすぎてなんかヤバイ(?)大先生が電話してた、ハミサちゃんはマジ天才だと思った、作者さん天才。 (2021年12月19日 10時) (レス) @page25 id: 78401eb32b (このIDを非表示/違反報告)
西園寺麗奈(プロフ) - 初コメ失礼します、うぽつです！！とっても面白いです……これからも応援してます…！ (2021年12月10日 17時) (レス) @page19 id: 187d02f989 (このIDを非表示/違反報告)
尊敬なるさえ子様(プロフ) - え？好きです (2021年12月4日 21時) (レス) @page11 id: 8684885a5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ZOZOZOZOーん | 作成日時：2021年11月27日 18時
