思穩 ページ13
その後私は本を片っ端から読み言われたことを理解しようとした。
でも無理だった！！！！！
『疲れたァァァァァ！！！！！』
そう伸びをした時に神と書いた紙を貼り付けてる人が思い出したように言う。
「そういえば、
「あぁ...そうでしたね」
『何それ』
「思穩というのは現実世界で言う....家紋？みたいなものです」
『へぇ〜...それってどこにあるの？』
「左胸ですね。」
『え。』
脱げってことすか？
「大丈夫、ここには紳士しかいないめぅ〜」
「貴方が言うと信用なりませんね...」
「じゃあ医療担当の俺が見るよ」
彼が立ち上がると汚れ1つない真っ白な白衣がひらひらと舞う。
「Aちゃんこっちおいで〜♡」
子供に呼びかけるような甘い声で私の名前を呼ぶ。
その声につられ、カウンターから死角の本棚へ。
「じゃあ俺後ろ向いとくから左胸だけ見えるようにしといて」
それだけ言うと後ろを向いた彼。
本当の紳士だったんだと少し戦闘態勢を解く。
周りを見渡し確認すれば、1番上のボタン外した。
実家の掃除をしていたので捨ててもいいようなブラウス。
中学の制服の為、胸あたりがきつい。
そこからボタンを数個外せば、やっと解放された感じに肩を下ろす。
少し首を鳴らしてから左胸を見ると、昨日まではなかった黒い印。
よく見るとなにかの形に見えてくる。
『林檎...？』
そう言えば後ろを向いていた彼がこちらを向く。
「.....林檎だねぇ.....紛れもなく、それに.......」
何か彼には見えているのだろうか、まじまじと印を見ている。
詳しい表情は見えない、でも何か悩んでることは伝わった。
「OK、服着たら戻ってきて。」
そう言って肩を優しく叩かれ、彼は小走りで戻る。
何か私の身体に異常でもあるのだろうか。
過ぎる不安を抑え込むようにブラウスのボタンを閉めた。
オレンジはビターチョコへ沈む→←現実逃避と書いて思い出と読む
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ひつまぶし - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます！ (2023年2月10日 13時) (
レス) @page33 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
さなくさ - シャオさんの不人気ネタがこんな良い話になるとは､､､！鬱軍団ええっすね。しょっぴさんがおかんみたいな雰囲気がたまらんです。 (2022年1月19日 21時) (レス) @page31 id: 37c7f9211e (このIDを非表示/違反報告)
ソロ - うわぁ、好きすぎてなんかヤバイ(?)大先生が電話してた、ハミサちゃんはマジ天才だと思った、作者さん天才。 (2021年12月19日 10時) (レス) @page25 id: 78401eb32b (このIDを非表示/違反報告)
西園寺麗奈(プロフ) - 初コメ失礼します、うぽつです！！とっても面白いです……これからも応援してます…！ (2021年12月10日 17時) (レス) @page19 id: 187d02f989 (このIDを非表示/違反報告)
尊敬なるさえ子様(プロフ) - え？好きです (2021年12月4日 21時) (レス) @page11 id: 8684885a5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ZOZOZOZOーん | 作成日時：2021年11月27日 18時
