北斗「お前ら楽しそうなのは結構だが騒がしすぎるからそろそろいい加減にしてくれ」

act21.ぷかぜと3年生+αでげーむじっきょうぱーと3 ページ27

奏汰「そういえばかおる、なんでまっすぐおかあさんのおはかにいかないんですか？」

薫「他にも沢山お墓があるでしょ？なんかないかな〜って」

英智「確かに一部のお墓は誰のか書いてくれてるね。『Magic Attack Chilledren』とか『道具屋の夫婦』とか『初代ひっつじー』とか」

「ちなみに豆知識ですがそのお墓は作者さんの過去作のキャラクターです」

薫「この大きいお墓がお母さんのかな？」

【リン「お父様…やっぱり来てないんですね…そうですよね…今までだって、一度も来てませんし…お母様…いつか必ず、お父様と二人で会いに来ますからね」】

宗「やはり父親とは上手くいってないみたいだね」

英智「おや、光の色が変わったね。どうやら夕方になったみたいだ」

薫「ミッションも屋敷に帰ろう、ってなってる。上に行くっぽいね」

奏汰「おおきなおうちですね〜」

英智「裕福な家庭なのだろうね、貴族って書いてたし」

薫「あっメイドさんがお迎えしてくれた！このゲームの女の子かわいいよね〜！！」

【ディアナ「おかえりなさいませ、リンお嬢様」】

【ディアナ
おっとり×天然メイド
家事☆☆☆☆☆
運動☆
笑顔☆☆☆☆☆】

【リン「ただいまもどりました」】

【ディアナ「さあさあ、食堂の方でお食事の準備ができてますよ」】

宗「今のところは推理要素などは見られないね、事件も起きてないようだし」

奏汰「れいみたいな『きゅうけつき』さんもでてないですしね〜」

【ディアナ「以前は真っ暗になるまで帰ってこなくて心配していましたが…奥様がお亡くなりになられてからリンお嬢様は、すっかりおしとやかになられました」】

薫「元はお転婆な子だったのかな？」

英智「僕も昔はこっそり家を抜け出しては遅くまで外で遊んでたな…敬人も巻き込んで」

なずな「敬人ちん、昔から可哀想なのは変わってないな…」

奏汰「おくのとびらが『しょくどう』っぽいですね」

薫「よーしどんどん行ってみよう！」

【リン「あ…お父様…」】

英智「娘が帰ってきたというのにお帰りも言わないで席を立って何処かに行こうとするなんて、酷い父親だね」

【リン「あ、あの…私…私、お母様のお墓にいってきました！知ってると思いますけど今日はお母様の命日だったんです お忙しいとは思いますがら、来年こそは二人で行きませんか？きっとその方がお母様も喜ばれま…す…」】

薫「言ったぁぁぁ！！」

宗「あの態度の父親に話しかけるとは…なかなか勇気がある小娘だね」

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