17話 ページ18
ゾムside
zm「A、おはよ」
「...！お、おはよー！今日もいい天気だな！」
zm「え？めちゃめちゃ曇り空やけど」
「え！？うわ、何なら雨降ってきたし！」
次の日、いつものようにAに挨拶をする
Aは俺を見ると露骨に目を逸らし、いつもはしない天気の話をする
zm「どうしてん。なんか今日変やぞ」
「変じゃねぇし！なんでもない...あ、ロボロ！トントン！」
rbr「うわ、なんやねん」
tn「2人ともおはよ。てかどうしたA...挙動不審すぎるやろ」
結局俺とは1回も目を合わせてくれないAは登校してきたロボロとトントンの方へと走っていく
...おれ、避けられてる？
ふと思ったが避けられる理由など特に思いつかず首を傾げながら皆と教室に向かった
＿＿＿＿＿
貴方side
朝、ゾムに声をかけられ不自然にキョドってしまった俺
ぜっったい変だった！露骨に避けちゃった！どうしよう！？
tn「挙動不審すぎるやろ」
「...しょうがないじゃん、自覚したら意識しちゃうだろ」
呆れたように言うトントンに小さめの声で返す
それを少し面白そうにニヤつくロボロをぶん殴ってやりたいとちょっと思ってしまった
rbr「せや、一限ってなんやっけ？」
zm「一限は文化祭の準備やろ。俺とロボロとシッマが今日サイズ合わせするって話やった気がする」
わざととぼけるロボロにゾムが少し嫌そうな顔をしながら言う
ゾムの女装姿か...あんまり想像つかないけど、可愛いんだろうな
「ちょ...動くな！」
zm「だって擽ったいんやもん」
「すぐ終わるってば」
一限が始まり、ゾム・ロボロ・コネシマの3人の衣装合わせに付き合う俺たち
メイク担当だった子が今日急遽休みになった事で、メイク出来るやつが居ないか聞かれ
ゾムのメイクを代わりに俺がやることになった
それは別に構わない...ただ、顔が近ぇ。
擽ったそうに笑う顔とかめっちゃ可愛いし心臓が爆発しそうだ
zm「...」
「えｯｯｯ！？うわ！！」
zm「あ、ごめん。顔真っ赤やったから熱があるんかと...」
ドキドキとする心臓を少し落ち着かせようと目を瞑った瞬間
おでこにピタリと感触がする
目を開けるとそこにはゾムの綺麗な目があり俺は反射的に後ずさる
後ずさった拍子にテーブルに置いてあった化粧道具をぶちまけてしまう
「し、心配してくれるのはありがたいけど...おでこくっつけて熱計る必要ないだろ...！」
zm「...？あ、そっか」
「そっかって...こっちの身にもなってくれ.....」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 274人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぼす(プロフ) - セーラスさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月22日 13時) (
レス) id: fd713fbf71 (このIDを非表示/違反報告)
セーラス(プロフ) - おもしろぉ､､更新頑張ってください！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page11 id: be589a2890 (このIDを非表示/違反報告)
ぼす(プロフ) - ぬーどるのめん。さん» コメントありがとうございます！褒めていただいて嬉しいです...😭頑張ります💪 (2021年12月1日 13時) (レス) id: fd713fbf71 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーどるのめん。(プロフ) - をぉもしろい！！！！！なんだかをぉもしろい！！！更新頑張ってくだせぇ！！ (2021年11月18日 21時) (レス) id: c9a352d872 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぼす | 作成日時：2021年10月26日 0時
