15話 ページ16
トントンside
「おまたせ〜」
tn「お疲れ様」
rbr「お疲れ様。すまんな、呼び出して」
放課後、大学近くの喫茶店にAを呼び出した俺とロボロ
バイト終わりに寄ってくれたAの分のコーヒーとケーキを注文すると
Aの方から話って何？と切り出してくる
俺とロボロは目を合わせ、どっちが先に話すかアイコンタクトをとる
rbr「その...聞きたいことがいっぱいあるんやが.....A、お前はヒナタちゃん...やろ？」
ロボロの言葉に、フォークで掬っていたケーキを落とすA
tn「それから、お前...ゾムの事好きなんやろ？」
無言で落としたケーキを片付けていたAに続けて言うとまたケーキを落とす
図星だったんやろう。目が泳ぎまくり、分かりやすく動揺している
「なっ...ななな、んなわけないじゃん！ヒナタちゃんって子はゾムが好きな子だろ？俺、男だしっ...！」
rbr「ホンマにわかりやすいなお前...」
あまりの動揺っぷりにロボロが若干呆れていると
逃げられないと悟ったのかAは俯いてしまった
「.....ごめん、騙すつもりじゃなかったんだ」
tn「俺達は別に騙されたとか思ってへんで」
rbr「その、俺達も言うべきか悩んだんやけど...鬱先生は知っとるみたいやし……俺達こそすまんな、気が使えんくて」
そう、Aが衣装のサイズ合わせで出てきたとき直ぐに分かった
髪色や目付きは全然違えど、ヒナタちゃんに余りにも似すぎていて
近くにおったロボロも何だかソワソワしていた。
昼休みの時、たまたまロボロと2人になって恐る恐るこの事を言うと返ってきた返事は「俺も思った」だった
「うぅ...ほんとにごめん...」
rbr「いや、謝らんでええから」
tn「せや。誰しも言えんこととかあるやん！」
「2人とも優しすぎる...ありがと」
机に突っ伏し唸っていたAは何か思い出したように顔をあげる
「...てか、もう一個！俺がゾムが好きって...なんだよそれ！」
rbr.tn「「は？？？無自覚？？？」」
「え？」
思わぬ返答が返ってきた俺とロボロは見事にハモる
Aはキョトンとし、どゆこと？？と言う
いやそれはこっちのセリフや。
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ぼす(プロフ) - セーラスさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月22日 13時) (
レス) id: fd713fbf71 (このIDを非表示/違反報告)
セーラス(プロフ) - おもしろぉ､､更新頑張ってください！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page11 id: be589a2890 (このIDを非表示/違反報告)
ぼす(プロフ) - ぬーどるのめん。さん» コメントありがとうございます！褒めていただいて嬉しいです...😭頑張ります💪 (2021年12月1日 13時) (レス) id: fd713fbf71 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーどるのめん。(プロフ) - をぉもしろい！！！！！なんだかをぉもしろい！！！更新頑張ってくだせぇ！！ (2021年11月18日 21時) (レス) id: c9a352d872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼす | 作成日時：2021年10月26日 0時
