12話 ページ13
ゾムside
zm「こんにちわ」
「あ、ちょっと待ってね。ヒナタちゃ〜ん、ゾムくん来たよ〜！」
あれからしばらく経ち、ヒナタちゃんからお礼がしたいとメッセージを貰った
話が通っていたのか、俺を見るとすぐにヒナタちゃんが呼ばれ
店の奥から顔をだし、俺を見るとニコッと笑顔を見せて駆け寄ってくる
「ごめんね、ちょっと忙しくって！」
zm「あ、すまんな。また今度にしようか？」
「ううん、この間のお礼したいからって呼んだのは私だし。ゾムくんが来てくれて嬉しいよ、ありがとう！」
zm「...！え、あ...そ、そうか...」
ゾムくん、と名前を呼ばれ思わず挙動不審になってしまう俺
なんか...ええな、とか考えて頬が緩んでしまう
必死にバレないように表情筋を引き締めていると、私が奢るから好きなの頼んで？と言われ
俺は目に入ったパンケーキを指さしてしまった
「これ、チョコレート入ってるけど大丈夫？嫌いだよね？こっちの方がそんな甘くないよ」
zm「え...？あ、マジか。じゃあこっちで」
よく見ずに選んだメニューの写真には確かにチョコレートソースがふんだんにかかっており
ヒナタちゃんはもうひとつの甘くないのを勧めてくる
それを頼むと特に気にしていないらしいヒナタちゃんは返事をして厨房へと向かっていく
zm「俺、チョコ嫌いって言ったけ...？...まぁええか」
不思議に思いながらも考えた所で挙動不審だった時の自分の言動なんて覚えているはずも無くすぐに諦める
しばらくして綺麗に盛り付けられたパンケーキが運ばれてきてそれを頬張る
食べている間、何故かヒナタちゃんにはガン見され
恥ずかしさと何か可笑しいことでもしただろうかと少し不安になる
zm「なんかついてる？」
「え...？あ、いや！いっつも美味しそうに食べるよなぁって思って...あはは」
zm「そうかな」
全力で首を振ったあと苦笑いするヒナタちゃんを見て
彼女の前で食事したのは初めてだった気が...。気のせいか？
皆で来た時も、何度か1人で来た時も
緊張しすぎて食べ物は喉を通らなかったのに。...まぁええか
「あんまり美味しくない...？」
zm「めっちゃ美味い！ありがとう」
「よかった！私が愛情込めて作ったんだよ！」
考え事をしていたからか、ヒナタちゃんが心配そうにこちらを見る
慌てて美味しいと伝えると、眩しすぎる笑顔で可愛い事を言われ
思いっきりむせ返ってしまった。俺ダセェ.......
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ぼす(プロフ) - セーラスさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月22日 13時) (
レス) id: fd713fbf71 (このIDを非表示/違反報告)
セーラス(プロフ) - おもしろぉ､､更新頑張ってください！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page11 id: be589a2890 (このIDを非表示/違反報告)
ぼす(プロフ) - ぬーどるのめん。さん» コメントありがとうございます！褒めていただいて嬉しいです...😭頑張ります💪 (2021年12月1日 13時) (レス) id: fd713fbf71 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーどるのめん。(プロフ) - をぉもしろい！！！！！なんだかをぉもしろい！！！更新頑張ってくだせぇ！！ (2021年11月18日 21時) (レス) id: c9a352d872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼす | 作成日時：2021年10月26日 0時
