10話 ページ11
ゾムside
まさかこんな形で手を繋ぐ事になるとは...。
店に放り込まれた時はアイツら許さんと思ったけど、少しラッキーかも...なんて思うのは悪い事なんやろうか
ドギマギしているのがバレないことを祈りながら
まだ赤くなりそうな頬を隠そうと被っていたフードを更に深く被る
しばらくお互いに無言の時間が流れてしまい、何か話さないとと思うが頭が全く回らない
それはそうだ。周りからは俺たちの反応が面白いのか、「可愛い」やら「付き合いたてなのかな」とか
聞こえてくるから余計に恥ずかしくなってくる
「うぅっ...ホントに、ホントにごめんなさい...！」
zm「俺は全然大丈夫ッス...こっちこそすいませんっ」
もう何度目か分からない謝罪を互いに呟きながら、自分達の番を待つ
数十分後、ようやく回ってきた俺たちの番
「ふぅ...ようやく回ってきましたね」
zm「そうっスね。結構並ぶくらい人気なんですね」
「そうなんです！私よくここの服とか買うんですけど可愛くって...！ﾊｯ.....つい熱くなるところでした。お恥ずかしい...」
zm「分かります。俺も友達と話すとつい熱くなる時よくあります」
そんな他愛も無い話を自然と出来たことに心の中で喜びながら
ヒナタちゃんの目的の物を探す
しばらくして、欲しかったらしい香水を見つけたのか
ウキウキとしながら会計を済ませる
会計が終わると、ニコニコと笑う店員さんにお待ちくださいと呼び止められる
「今回フェア商品ご購入頂いたカップル様にお渡ししております」
zm「キーホルダー？」
「かわいい〜！」
店員さんに渡されたのは可愛らしいクマのキーホルダー
ペアになっているのか、ヒナタちゃんに渡された物と色違いのリボンが付いている
「えへへ...お揃いですね」
zm「後生大事に保管します」
可愛いすぎる照れ笑いに死にそうになりながらキーホルダーは大事にポケットにしまう
店員さんに暖かい目で見送られながら店を後にし、互いに分かれ事にする
「今日はホントにありがとうございました！」
zm「俺の方こそありがとうございました。楽しかったです」
「今度きちんとお礼させて下さい。ご連絡しますね」
zm「...！分かりました、連絡待ってます！」
「またお店にも遊びに来てくださいね！」
ペコりと頭を下げ笑う彼女を見送る
逐一可愛い事を言う彼女にドキドキしながら、俺はAにこの事を報告すべくスマホを取り出した
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ぼす(プロフ) - セーラスさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月22日 13時) (
レス) id: fd713fbf71 (このIDを非表示/違反報告)
セーラス(プロフ) - おもしろぉ､､更新頑張ってください！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page11 id: be589a2890 (このIDを非表示/違反報告)
ぼす(プロフ) - ぬーどるのめん。さん» コメントありがとうございます！褒めていただいて嬉しいです...😭頑張ります💪 (2021年12月1日 13時) (レス) id: fd713fbf71 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーどるのめん。(プロフ) - をぉもしろい！！！！！なんだかをぉもしろい！！！更新頑張ってくだせぇ！！ (2021年11月18日 21時) (レス) id: c9a352d872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼす | 作成日時：2021年10月26日 0時
