1話 ページ2
貴女side
「よっしゃ終わったーー！！！」
zm「眠かったぁ」
「マジそれな。昨日の夜更かしゲーム大会が効いてた」
午後の講義終了のチャイムがなり、凝り固まった体をほぐすように背伸びをする
授業中、終始眠そうだった親友のゾムは授業が終わった途端元気になっている
zm「あ、なぁ。この後用事ある？」
「あーうん。バイト行かないと」
zm「そっか...ならいいや。明日また話すわ」
「え？うん、わかった。じゃあまた明日な！」
zm「おう。バイトがんば」
「さんきゅ！」
何か言いたげにしていたゾム。
話ってなんだろ...？
気になりはするが急がないとバイトに間に合わなくなるので、手を振るゾムに手を振り返して
急ぎ足で家まで帰る
「ただいま...って誰も居ないんだけど。」
1人でツッコミながらカバンを乱雑に放り投げ
タンスからメイド服を取り出して着替え
鏡に向かい化粧をする
「...よしっ、いい感じ。可愛い♪」
金髪のウィッグは女の子らしくツインテールに
元々タレ目な目はつり目にして、先日貯めたバイト代で新調した新色リップを塗る
完成した完璧な女装に少し見とれながらもカバンに財布とスマホを入れて上着を羽織る
今度はバイト先であるメイド喫茶に向かって歩く
急いでしまうとせっかくの髪も化粧もダメになってしまうからね。
「お疲れ様です、店長」
「おつかれ〜。今日もよろしくね」
バイト先に着き、先にシフト入りしている店長に挨拶をして控え室に入る
控え室にはちょうど出勤していたスタッフの子がいて、俺を見るなり駆け寄ってきた
「ヒナタちゃん、お疲れ様〜！」
「お疲れ様です」
「あー！このリップ、この前発売された新色のじゃん！可愛い〜！」
「この色いいですよね。ずっと気になってて」
いいな〜可愛い〜、と言う先輩にちょっとキュンとしながらロッカーに荷物を詰めタイムカードをきる
「ヒナタちゃんってば今日も着替えて来たの？」
「はい。先輩も早くしないと店長に怒られちゃいますよ？」
「やだ〜店長怒ったら怖いんだもん」
よく怒られているからか、店長と言うワードが出ると急いで準備をする先輩
可愛いなぁ、なんて思いながら業務に取り掛かろうとすると
sha「すいませ〜ん、お姉さんいいですか？」
「はぁい！...！？」
聞き覚えのある大きな声で呼ばれ笑顔で振り向けば
同じ大学で仲がいいメンバーがいてギョッとしてしまった
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ぼす(プロフ) - セーラスさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月22日 13時) (
レス) id: fd713fbf71 (このIDを非表示/違反報告)
セーラス(プロフ) - おもしろぉ､､更新頑張ってください！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page11 id: be589a2890 (このIDを非表示/違反報告)
ぼす(プロフ) - ぬーどるのめん。さん» コメントありがとうございます！褒めていただいて嬉しいです...😭頑張ります💪 (2021年12月1日 13時) (レス) id: fd713fbf71 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーどるのめん。(プロフ) - をぉもしろい！！！！！なんだかをぉもしろい！！！更新頑張ってくだせぇ！！ (2021年11月18日 21時) (レス) id: c9a352d872 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼす | 作成日時：2021年10月26日 0時
