第８話 ページ9
下忍になってから、お互い忙しく、修行以外の時間に中々会えない日々が続いている。
今日は、任務が終わり家に帰ろうとしたとき、偶然イタチと会ったので、一緒に帰る事になった。
〜帰り道〜
私とイタチは、手を繋いでいる。
『イタチ、修行以外の時間に会うの、久しぶりだね？』
イ「ああ。そうだな」
『写輪眼開眼したんだよね？おめでとう』
私は、イタチの少し前に開眼した。
イ「ああ...」
イタチは気まずそうに言った。
『どうしたの？イタチ』
イ「実は＿＿」
イタチは、開眼した理由を話してくれた。
『そうだったんだ...』
イ「ああ...俺は、テンマとシンコを守れなかった...一体、何のために」
イタチは、悔しそうに歯を食いしばっている。
『イタチ』
私は歩みを止めた。
イ「？」
そして＿＿＿＿
ギュ
イ「！イズミ？」
イタチを抱きしめた。
『イタチ、一人で何でも抱え込もうとすると、いつか壊れてしまうよ？だから、私にも分けてくれる？イタチが抱え込もうとしている事を...』
イ「イズミ...」
ギュ
イタチが抱き返した。
イ「ありがとう、イズミ。もう少し、このままでいても良いか？イズミを、感じたい」
『うん、いいよ』
しばらく、私とイタチは抱きしめ合っていた。
*****
『イタチは、何でも一人で抱え込もうとする悪いクセがあるからね...もしそんな事があったら、一発デコピンだからね？黒笑』
イ「ああ...(イズミのデコピンは、痛いし音が凄いからな。今の笑顔に、恐怖しか感じないのは俺だけか？)」
『今日の修行は無しにしよう。イタチはゆっくり休んでて？』
イ「...イズミ」
『ん？』
イ「今日は、俺の傍にいてほしい。だから、家に泊まりに来てくれないか？」
『えっ？私は別に良いけど...母さんに許可貰ってくるから、このまま一緒に帰ろう？』
イ「ああ」
＿＿イズミの家
ガラガラガラ
『ただいま』
イ「お邪魔します」
マ「お帰りなさい、イズミ。あらイタチ君！どうしたの？」
イ「実は、イズミを家に泊めたいのですが...」
マ「あら、別に良いわよ！スバルには、私から伝えておくわ」
イ「ありがとうございます、マチコさん」
マ「良いのよ？イズミ、ミコトとフガクさんに迷惑掛けないようにね？」
『分かってるよ、母さん。イタチ、私は泊まる準備をしてくるから、少し待っててね？』
イ「ああ、分かった」
私は玄関を上がり、階段を上って行った。
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紅暁武(プロフ) - コメントありがとうございますm(__)mボードで書きました通り、この作品を含め、途中ですが終わらせることに致しました。この作品は残しておきます。途中で終わるような形になってしまい、申し訳ありませんm(__)mご愛読、ありがとうございましたm(__)m (2018年9月19日 14時) (
レス) id: 0baae86048 (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 凄く面白いです！イタチとの恋愛系があまりなかったので凄くドキドキします！これからも更新頑張って下さい！ (2018年8月6日 12時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅暁武 | 作成日時：2018年1月9日 13時
