第１８話 ページ19
ｸﾞﾁｭ...
次に右眼をとり、それを私に差し出す。
私はそれを受け取った。
シ「頼めるのは親友で幼馴染みのお前たちだけだ。この里を...うちはの名を...守ってくれ」
『「シスイ...」』
シ「...あとは頼んだぞ」
シスイは、私たちに背を向けた。
シ「イタチ、イズミ...幸せにな？」
『「シスイ！！』」
シスイside
イタチ、イズミ...
今までありがとな？
俺はお前たちを、空から見守っておくことにしておくよ......
どうか、幸せになってくれ＿＿＿
イズミside
『イタチ...眼が...』
イ「ああ...」
イタチは万華鏡写輪眼を開眼した。
私も自然と、万華鏡写輪眼になった。
この眼はよく、闇が見通せる。
イ「イズミ...」
ギュ
イタチが私を抱きしめる。
『イタチ...』
イ「イズミ...お前は必ず、俺が守る。だから...俺の前から、いなくならないでくれ...」
イタチの声と、抱きしめる腕は震えていた。
ギュ
イ「！イズミ...」
『いなくならないよ...私たちはずっと一緒だよ？たとえ、どんな事があっても...』
イ「ああ...。俺たちは、ずっと一緒だ」
私とイタチは、しばらく抱きしめ合った。
*****
〜翌日〜
今日は任務が無かったため、イタチの家に来ていた。
すると＿＿＿＿
ガラガラガラ
「イタチはいるか！！！話がある！出て来い！！」
玄関の扉が開き、何か騒がしかった。
イ「何です？皆さんお揃いで」
「昨日会合に来なかった奴が三人いる。お前は何故来なかった？」
サ「姉さん...」
ギュ
サスケが私に抱きつく。
『大丈夫だよ？サスケ』
私はサスケを落ち着かせるために、背中をトントン優しく叩いた。
その後も話は続いた。
イ「分かりました。以後、気をつけましょう。そろそろお引き取りを」
「そうだな、だがその前にもう少し聞きたい事があってな。昨夜、南賀ノ川に身投げしたうちはシスイについてだ」
サ「！！」
『......』
「会合に来なかった二人目が、そのシスイだ。確かお前はシスイを実の兄のように慕ってたな」
イ「そうですか。最近は全く会えていなかったが残念です」
「で、我々警務部隊は全力で捜査に乗り出す事を決定した」
イ「捜査...！？」
「これがシスイの書いた遺書だ。筆跡の鑑定は済んでいる。間違いなく本人が書いたものだ」
イ「他殺の線がないなら、何の捜査ですか？」
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紅暁武(プロフ) - コメントありがとうございますm(__)mボードで書きました通り、この作品を含め、途中ですが終わらせることに致しました。この作品は残しておきます。途中で終わるような形になってしまい、申し訳ありませんm(__)mご愛読、ありがとうございましたm(__)m (2018年9月19日 14時) (
レス) id: 0baae86048 (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 凄く面白いです！イタチとの恋愛系があまりなかったので凄くドキドキします！これからも更新頑張って下さい！ (2018年8月6日 12時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅暁武 | 作成日時：2018年1月9日 13時
