第36話 ページ7
side小次郎
俺は荷物を持っている。
不意に脚立に股がり、電球を付けようとする幸平に話しかけられる。
創「にしても四宮先輩...何で新しい店出すことにしたんすか?しかも日本でなんて。遠スポに書いてましたけど...三ッ星狙うって時に出店するのは珍しいんすよね」
小「無駄口たたくな手を動かせ」
創「フランスで本腰入れなきゃならない時期なのに...何でかなーって」
小「......お前こそさっき言ってたのはどういう意味だ?俺の店で研修できてラッキー...だと?んなもんその辺の零細店に入ったほうが楽にクリアできるに決まってるだろう」
創「必殺料理を創るためっすね。今までと同じじゃダメなんすよねー。俺は新しい世界に踏み出して、自分の料理に新しい光をあてたいんスよ。お...ついた」
俺はその言葉に口角を上げる。
小「__俺が日本で店を出す理由」
俺は幸平の方に顔を振り向かせ言った。
小「今の俺が上へ行くのに必要なこと...だからだ」
リュ「休憩だー!疲れた〜〜!」
どさっ
リュシが床に足を伸ばして座る。
唯「でも終わりが見えてきたわね。お昼どうする?」
ア「じゃあ俺がまかないを...」
小「俺が作ろう」
ア・唯・リュ「え⁉」
渚だけ驚いていない。まぁ当然か...俺の考えてる事分かるんだもんな?
ポイッ
俺は軍手を外して渚に言った。
小「渚。卓のセッティング頼んだ」
渚「はいは〜い!」
この返事をするときは、渚がテンション高い時。俺のまかない楽しみにしてくれてるのか?...なら、渚のためにも美味いもん作んねぇとな...
唯「どういう風の吹きまわしですか?」
リュ「料理長が直々に⁉」
ア「四宮シェフのまかないが食べられるなんて...!」
俺はまかないを作るために厨房へ行った。
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紅暁武(プロフ) - コメントありがとうございます!今は終わりのセラフの執筆がしたいので、更新が遅くなりますが、これからもよろしくお願いします。 (2017年10月20日 17時) (レス) id: 0baae86048 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 面白いです更新頑張ってください!応援しています(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年10月15日 13時) (レス) id: 91cee282ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅暁武 | 作成日時:2017年10月7日 22時