第45話 ページ16
side小次郎
そして、いよいよプレオープンも今日で最終日だ。
ーSHINO'STOKYO店内
リュ「ユキヒラ。こっちもお願い」
創「うすっ」
唯「6番卓のお客様、ご来店おくれるそうです」
創「じゃあ5番卓の魚料理先にやります!」
唯「ウィ!」
男客「四宮くん...三店舗目を出す予定はあるのか?」
小「はっはっは...気が早すぎるようですね。やっとプレオープンが終わったところなんですよ?」
男客「いやいや!次は私も出資するから絶対に声をかけろよ」
男「あのっ特集記事を組ませて頂きたいんです!フルカラー20Pぶち抜きで!!近日中にぜひインタビューさせて下さい!」
男従業員「ありがとうございましたー!どうぞお気をつけてお帰りください」
創「...にしても最終日だけこんなに早く閉めるんすね」
小「まだ店は閉めない」
渚「もう一組貸し切りでゲストを招いてるんだよ」
小「ああ」 創「?」
日「こんばんわーっ!」
創「おおっ!!」
日「あれぇ!!?幸平くん⁉どうしてここにいるんですか⁉」
創「やーお久しぶりっす。えっとスタジエールで」
日「どうして私にオープンのお手伝いさせてくれないんですかー!私を差し置いて幸平くんを呼ぶなんてもうー!」
小「お前は自分の店があるだろバカ。それに、俺には渚がいれば充分だ」
渚「なっ///」
渚が頬を赤くして照れる。
日「渚ちゃんが照れてる!可愛いですね〜?」
渚「うるせぇー!黙れ日向子!!」
ドガッ
日「ぐへっ...渚ちゃん、少しは手加減してください」
ドサッ
チーン
ヒナコは渚の強烈な回し蹴りにより、意気消沈した。渚もこんなことをしているが、俺と同じで、少し素直になれねぇだけだ(ヒナコの前限定)。本当はヒナコのことも大切な友人で、同期の一人だ。
創「うおぉっ⁉シャペル先生も!」
シャ「幸平?そうか...君の研修先はここだったか」
日「今から10年と少し前...シャペル先生が赴任したての年にちょうど私たちも遠月に在籍してたんですよ」
創「へー!そうなんすか!」
ヒナコがいつの間にか復活。...あの渚の回し蹴りをまともに食らってよく早く復活できたな...?
渚「(チッ。日向子なんて塵となって消えればいいのに...」
日「聞こえてますよ渚ちゃん!なんで私限定でそんなに冷たいんですか?!」
渚「えっ?ウザいから」
小「俺もそう思うな」
日「四宮先輩まで!二人とも酷いです〜!!」
とりあえず、渚と一緒にヒナコはスルー。
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紅暁武(プロフ) - コメントありがとうございます!今は終わりのセラフの執筆がしたいので、更新が遅くなりますが、これからもよろしくお願いします。 (2017年10月20日 17時) (レス) id: 0baae86048 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 面白いです更新頑張ってください!応援しています(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年10月15日 13時) (レス) id: 91cee282ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅暁武 | 作成日時:2017年10月7日 22時