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「嗚呼」

「守らねばならん。悪意に満ち、俗世に首を擡げる者たちから。正義など知らぬ。確かなことはただ一つ。貴殿にとって、どうか、此処が拠り所であるよう。どうか、どんな嘘にも揉まれぬよう」

「心が最も強くなるのは、愛おしさをこの胸に抱いたときであるから」


「───────この喜劇がお気に召したのなら、どうか拍手喝采を!」


【その他備考】

3月20日生まれ。O型。血の繋がった家族は時の流れに合わせて既に死んでいるが、義理の娘が居る。亡くなった親友の娘で、約17年前に亡くなった後に養子として預かった。見た目や服装にどこか若々しさを感じるのも、その子どもの影響であるらしい。
わりになんでも出来るが、器用な方では無い。長命により、何度もトライアンドエラーが出来るから器用に見えるだけである。数年引きずる頑固さがウリであるから成り立っている芸当である。
天馬術部の公式戦の名物ガヤである。他にも、誘われれば様々な競技の観戦をする。人間界でいうスポーツのヤジ飛ばし爺。本当にうるさい。「隠居しろ」とよく言われる。
自分に媚びてくる相手が嫌い。そのため、閨に入るときの女性がどうしても生理的に受け付けられず、歴代の恋人は全員男性である。それもほぼ肉体関係のみの存在が多く、とことん恋愛というものから縁遠いサガである。

彼は、白露の国の戦史に深く関わっている長命な魔法使いである。
ミドルネームにある「アウグストゥス」とは「威厳者」を意味する言葉であり、これは通称として呼ばれていたものがほぼ個人名として定着し、彼の名前として加わったものである。その意味からもよく分かるように、かつては国の栄誉ある軍人として名を馳せ、数百年に渡り戦線に立つ傑物であった。悪名高き戦闘狂であったという話もあるが、平和が常態化したが、恐らく裏付けとなる圧倒的な力と存在感、競いごとに対する異様な熱が、“たまたま”備わっているのみで、当時を生きていない者に確かめる術はない。
そして約600年前、戦争が無くなってから暇を持て余してきた彼は、子ども好きな親友と、渋々ながら、子どもたちに教育を施すことを始めた。その時に共同生活していた弟子がいたため、実はそこそこ料理もできる。得意とは言い難いが。

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作者名:松宮カナメ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2023年2月22日 0時

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