＊ ページ20
「喩えその椅子が、触れれば砕ける程に弱いものだったとしても。それを破るのが、人間の科学で、可能性で、神秘だ。 オレはその真理の前になら、何度だって跪こう。何度だって挫折しよう。いつ明けるか分からん闇夜を生きられるヤツだけが……ッ、世界を！ 変えられるのだから！」
「だが、それでいい。オレは誰よりも“いい子”だ。オレほど、神の問いに誠実な生き物はおらんだろう。知っているか？
「だぁ〜れがセバスチャンだよ！！ ったくオマエ……ッあ〜〜も〜〜クソッ、また巻き込みやがったな？！ このわがままプリンセスが！」
「───────アハハッ、オマエ、ほんとッ、ふふ……ああ、最高だなぁ。なんだよそれ、おもしれぇ〜〜！！ アッハッハッハッハ！！」
「あのさ。らしくねぇこと言うから、一発で聞き取れよ。……今さ。オレ、勿体無いくらい、幸せだぜ」
「……だーーーかららしくねぇって最初言ったろ！！バカ！！忘れろ！！ニヤニヤすんな！！バーーーカ！！」
「オマエが好きな街に行こう。沢山色んなものを見て、聞いて、楽しんで……そんで、またオレとここに来よう。そうしたら、オマエを繋ぎ止められている気がする」
「……あはは。オレって、卑怯だなぁ」
「いつか手放した、神様のもとで」
「もう不要だと笑える、強いやつになりたい」
【その他備考】
家族構成は父、母、姉。双子の姉は校内にいる。A型。実はコンタクトをしていて、夜は眼鏡をかけている。強面に見えてしまうのが嫌なので、普段は掛けていない。
名前の別表記に、『猪麻祈継』がある。元々同音の「神々廻」という姓だったが、猪に助けられた伝説から漢字を「猪麻」とした経緯がある。
［好きなもの・こと］和楽器の演奏(聴くのも弾くのも)、茶碗蒸し、稲荷寿司、囲碁将棋、勉強、姉
実は和楽器に詳しく、大概の和楽器は経験済み。一番好きなのは三味線と竜笛で、これらは弾くこともできる。何か音が鳴ると、絶対音感的な感じで「斗だな」「為だな」「うーん四」と聞き取れる。同じような要領で、鼻歌を歌うときもバックミュージックの方を歌いがちである。一緒に歌おう。
［苦手なもの・こと］火、絵を描くこと、無理矢理やらされること、高所に行くこと、不遜な人
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
