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「あーーうっぜぇ！！クソ！！なんでオレこいつと一緒にいるんだ！！」
「……お前にできることが、オレにできないワケねぇだろ。やり遂げてやるよ、必ずな。少しくらい見下されてやるから、首洗って待っとけ」
「必ず、追いついてやるからな」
「付き合ってやるよ。……勘違いすんなよ！！べっつに、お前のためじゃねえんだからな！！オレのためだ！！ ケイケンソク！！ ジッセキ！！」
「……見下してんじゃねぇよ。オマエのその眼ぇ見てたら、死にたくて仕方ねぇ気分になる。並びてぇヤツの気持ちもわからねえ癖に、勝手に思いやるなよ。それは慈悲じゃないって、偽善の守護意識だって、いつになったら気づくんだ？」
「お前が、お前らが、オレをこうしたんだぞ」
「……無理に構わなくていいよ。べつに、ボク一人でいい。解を探しているときは、神様が友達になってくれるから」
「ボクも姉ちゃんと会いたいなあ……家族のみんなは会えるのに、どうしてボクだけ会えないんだろう。一緒に生まれた、運命の二人なのに。でも確かに……逆境って、燃えるもんな！」
「いやだぁ゛ーーー！！ 高いところ怖ぃ゛ーーーーー！！！！」(号泣)
「……もう、いやだ。疲れたんだ。実績なんか要らない。ボクの言うことをちゃんと聞いてくれるのは、神様しかいないのに。どうして？ ボクはもう、神様の友達じゃないのかなあ……？！」
「あああ、ああ、そう、そうだ、燃えて仕舞えばいい。どうか、終わってしまえ！！ 埃も拭えないような、下らない夢物語なんかは─────！」
「また、また。また、敗けた───────更に、超えなければ」
「運任せのゲーム、 臨むところだぜ。あ？なに。“意外”？ はっ、もう忘れたのかよ。自分から言うのは、あんま好きじゃねぇけど……───────オレは、シシバの男だ。神が、“オレ”を信じないわけがないだろう？」
「敵わないのか？ 本当に？……いいや。必ず何かを見落としている。だって神は、超えられない壁以外与えないのだから」
「裏切るのは、いつだって人間だ。現実はいつも、オレ達を守ってくれてるんだぜ」
「人間の愚かさは非効率的だ。だが、それは足掻くのを止める理由にはならない。やってねぇヤツが、奇跡なんて安い言葉で形容すんな」
「可能性があるなら、必ず掴むさ。それが、オレの役目だ。神に信じられるべきオレの役目だ」
「オレの灯りに邪魔をするなら、誰だって切り捨ててやるよ」
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