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【得意教科/苦手教科】
算術、古代魔術/古典文字学、飛行術
簡単に言うとド理系である。もっといえば、理論立てて組み立てることが何より得意な、ゴリゴリの計算好きである。逆に、体力を使う飛行術や、数字がほぼ出てこない古典文字学などに四苦八苦する性質である。無理やり規則性を見出して数式化した現在はそこそこ得意だが、それでも苦手意識があるようで、試験が近づくと最初に着手するのは古典文字学である。
【サンプルボイス】
一人称:オレ
二人称:オマエ、君、あんた
三人称:オマエら、君ら、あんたたち
「……ずっと、そこに居たのか?」
「新入生? ああ、道に迷ったんだな。アッハハ、見れば分かるぜ。そういう顔してた。どこの教室だ?……こりゃ厄介だな、一番遠い実験室だ。ようし、ちょっくら一緒に走ってくるわ。ついて行ってやるよ。どうせ、一人じゃ分かんねぇだろ?」
「おっと。申し遅れたが、オレは六年のキケイ・シシバ。可能性を夢む蒼梟寮生だ。ここでオマエと会ったのも、何かの縁だよな。何かあったら頼ってくれていーぜ?」
「ノート見せろぉ? おいおい、分かんないことは聞けって言っただろ。課題やる時に聞いてくれればいいんだからさ……はい、今回だけだぜ?」
「おーい。ペアがいねぇなら、一緒に組むか? オッケオッケ、気にしないで。センセー、ここ三人になるんですけど大丈夫ですか?」
「ネクタイ忘れてねぇ? あっ、そういうファッション?あーそっかあ、悪ぃ! いや、オレも気ぃ回ってなかったわ、すまん」
「あれ、怪我か? 歩けるか? 肩車でもするか? 先に治癒魔法を……いや、先生に報告だな!あと保健室! 荷物は持ってやるから一緒に行こうぜ」
「バン!バババーン!! バンッババーーン!!」
「鼻歌だが?」
「小銭持ってねぇの? ……ほい。金貸してやるから買ってこいよ。ついでにオレのコーヒーも買ってきて。アハハ、サンキュー!」
「囲碁将棋には馴染んでいたから、盤上競技部に入ったんだが……ここじゃ、あまり馴染みのないゲームが楽しめて新鮮だぜ。まあ、負けた後にいつでも囲碁将棋が出来るように駒は所持しているけどな!」
「んあ? ああ、それはムラサキネズミの体毛に含まれる色素を投与すれば検体の過剰反応が抑えられるから……どこで知ったって? これは実験で、…いや、ええっと、論文で読んだんだよ!最近!」
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