剣を持って戦いを【ダヴィデ】 ページ1
【名前】ダヴィデ・アウグストゥス・ジャンマリーア__Davide Augustus Gianmaria
【性別】男性
【年齢】約1000歳
【出身国】白露の国
【容姿】
すらりとした体躯と、がっしりとした筋力を持ち合わせた精悍な男性。肌は健康的で若々しいが、古傷が多く綺麗とは言えぬ体である。
しかしその立ち姿には、人の息吹が潜むような重みがあり、常に堂々としている。
柔らかくふわふわとした茶髪をワックスで撫で付け、生え際できっちりと分けている。切れ長の瞳は、真っ赤な林檎を思わせるような色と、桃のコスモスのような繊細な色とを併せ持っており、細い上がり眉には長寿と経験ゆえの自信が滲む。鼻は高く、凛々しい顔立ちである。左目の涙ぼくろがチャームポイントらしい。身長188センチ。
無骨な服装をしている。無地のカッターシャツに黒いスキニーパンツ、加えて金のバックルの黒地ベルトを愛用する。冬季はファー付きの灰みのある赤色のコートを着用する。体温が高いためにわりと直ぐ脱ぐ。両手に黒のトレーニンググローブをしている。左耳には耳飾り、首には金のマチネを付けている。小洒落ているため、TPOに即した上で、かなり趣味に寄った服装をしてくる。いずれも上品なイメージになるのは、きっと彼の特性である。
【性格】
大胆かつ剛腕、それでいて利己的で、情熱的な性格。
何においても自信が溢れ出る、勝ち気な武人である。経験の語る古めかしい口ぶりにそぐわない、湧くような彩りが四肢を纏っている、摩訶不思議でこの世に二人は居ない人間である。
勝負事が何よりも好きで、勝つことへの拘りは何よりも強い。理由は単純で、それが彼にとって一番の特技であったからである。何においても、相手を塵の様に叩き落とすことが、いちばんの快感であったからである。だからこそ、自分に縋り、自分では何も出来ぬ弱者が嫌いであった。理解できないものであるからである。彼は勝者であるが故に、「慈悲」というものに縁遠い人生を送ってきた。一生を競って過ごしていく宿命を負っていた。
しかし、競争は彼の孤独を慰めるものでしかなかったことは、彼のこれまでの約二千年の人生で、漸く気付かされたものである。
生死を賭ける勝負では、相手は逃げない。彼との勝負で賭けなければ、即ち負けに直結するからだ。彼にとっては、勝負の場のみが唯一他人に理解の及ぶ対話の場だった。
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