お化け屋敷。 ページ1
「おいヴォルフ… そんなところで固まっていても何も解決せんぞ。」
「…だって怖いんだもん…」
そう言って、また背中を丸めて怯える彼に、ため息をひとつつく。
俺達が今いるのは、まあ…いわゆる”お化け屋敷” というもので。
浜松商店街に、期間限定でオープンしたばかりだ。
「怖くないだろう? 見ろヴォルフ。お前が怯えているのは機械や変装をした人間ばかりだ。怖いものなど何ひとつ無い！」
俺がそう言うものの、さっきから全く動こうとしないヴォルフ。
こんな薄暗いところ、正直言ってさっさと出てしまいたいのが本音だ。
「うう… 分かったよ……」
ようやく観念したのか、恐る恐る立ち上がろうとしたその時。
『ｷｬｰｰｰｰｰｰ！』
と、甲高い奇声と共に現れた、白い血まみれの服を纏った女。
「うわああああぁ！」
それに驚いたヴォルフは、勢いよく立ち上がり、俺の胸に飛び込んだ。
「……ヴォルフ…」
「うぅ… ルーくん…怖いよぉ…」
泣いているのか、鼻をすする音が聞こえた。
「……ルーくん… もうちょっとだけこのままでいちゃ… ダメ？」
上目使い… とでも言うのだろうか。
薄暗いお化け屋敷の中に、ヴォルフの青い目だけが輝いている。
「…ほら、ヴォルフ… そのままでいいから… 行くぞ」
「……うん…」
俺は、お化け屋敷にほんの少しだけ感謝をし、ヴォルフを抱いたまま、ゴールへと歩いていた。
「安心しろ。 ……お前俺が守る」
微かに、そう呟くルーくんの声がした。
「…… 大好きだよ、ルーくん」
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よもぎもち(*´ ∀`) - ああ！モツシュ最高だった！ モツシュかと思ってたらベトモツもベトシュもぶっこんでくる公式様は一体… (2018年2月12日 9時) (
レス) id: 9873466d22 (このIDを非表示/違反報告)
桜紅(プロフ) - よもぎもち(*´ ∀`)さん» わかる。しかもムジークモツだしね。お互い生きて会おう…！(フラグ感) (2018年2月10日 9時) (レス) id: 683949aedc (このIDを非表示/違反報告)
よもぎもち(*´ ∀`) - もぎちゃんかわいいよね〜* 今週はモツシュ回かぁ… 生きて行けるかが心配。 (2018年2月10日 7時) (レス) id: 9873466d22 (このIDを非表示/違反報告)
桜紅(プロフ) - よもぎもち(´∀ `*)さん» もぎちゃんが可愛くて好きだった。モツ誕生日だね！クラシカ終わったら誕生日話を投稿するよ！ (2018年1月27日 17時) (レス) id: 0f6fea6522 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎもち(´∀ `*) - 椎名さん……マジですか！！今週は見逃さないように見てみてくださいね！ 私クラシカ見逃したら多分干からびてまう… (2018年1月27日 11時) (レス) id: 9873466d22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よもぎもち(*´∀｀) | 作者ホームページ：http:
作成日時：2017年12月10日 22時
