第８７話 オタク特有の早口 ページ8
｢わ、すっごく可愛い....私に似合うかな？｣
三郎｢綺麗な黒髪に良く似合っている。値段も高くないしコレにしたらどうだ？｣
｢そうだね、せっかく三郎が選んでくれたもん。これにしよ！！三郎、それ頂戴？｣
三郎｢...っ！あ、ああ｣
一瞬言葉に詰まった三郎を不審に思いながらも、簪を受け取り、巾着と一緒に会計をして買った。
三郎(いつも口悪い癖にこういう時だけ可愛い事言うとか不意打ちだろ...！！)
三郎が顔を赤くして内心地団駄を踏んでた事を私は知らない。
｢〜♪｣
無事に会計を済ませた私は上機嫌で忍術学園に帰る道を歩いていた。
彦｢Aさん凄く上機嫌ですね？｣
｢うん！だって可愛いものが買えたもん。勘ちゃん、三郎ホントにありがとう♪｣
この２人のお陰でいい買い物が出来たんだし振り返ってお礼を言う。
勘｢喜んで貰えたようで何よりだよ｣
三郎｢そこまで喜んでもらえたなら選んだ甲斐があってもんだ。どういたしまして｣
｢ウ゛ｯ....｣
微笑んでそう返してくれた２人に心臓を鷲掴みにされる。
いきなり微笑んでくれるの良くない。私が死ぬ。
急に黙った私を皆が不思議そうに見つめながらも、何とか学園にたどり着いて解散した。
直ぐに自分の部屋へと駆け込んだ私は襖を急いで閉め、そのまま襖にもたれかかった。
｢何っなんだ...ホントに顔が良いよ皆。不意打ち笑顔とかオタクは死ぬんだよ勘弁してくれよ....心配してくれたのか庄ちゃんと彦くんが手を繋いでくれたのめちゃ可愛かったぁ...｣(超早口)
手で顔を覆い、オタク特有の早口で思っている事全てを吐き出した。
なんで皆ああいう事サラッとできるし言えるの？
これだから忍たまはイケメンすぎて困る。
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ゆいぺぺ(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (9月3日 1時) (
レス) id: 5a7dd75047 (このIDを非表示/違反報告)
ムゥ(プロフ) - れなさん» もう本当にお待たせしましたー！！！！ (2022年4月26日 18時) (レス) id: 00741aaf2c (このIDを非表示/違反報告)
ムゥ(プロフ) - Ashleeさん» お待たせしてしまい申し訳ないです...！更新致しました！！！ (2022年4月26日 18時) (レス) id: 00741aaf2c (このIDを非表示/違反報告)
ムゥ(プロフ) - あいさん» この話が終わったら劇場版を書くつもりです〜！どうか気長にお待ちください〜！！ (2022年4月26日 18時) (レス) @page15 id: 00741aaf2c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 更新待ってました！！ 嬉しいです！！ また映画とかやって欲しいです、、もし無理でしたら構いません (2022年4月26日 18時) (レス) @page16 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムゥ | 作成日時：2021年7月23日 12時
