85.本の中へ ページ43
フィンクス「さあ…扉っつーから
やっぱこう…ドアノブを…」
フェイタン「ドアノブをなにか」
フィンクス「あれだろ、回すんだよ。
そんで…」
『そんで？？』
フィンクス「そんで…」
「あ"あ"あ"、分かんねえ！」
──────
シャルナーク「あっはは、扉ねぇ…」
少し遅れて倉庫に集まったシャルとマチも交え、この本の中にどうやって入るかという話し合いを始めた。
シャルナーク「うーん…やっぱり
普通に考えてドアノブ回すんじゃ」
『フィンクスと同じだね。』
フェイタン「同レベル」
シャルナーク「ド、ドウレベ……、…」
マチ「シャル。心中察するよ」
フィンクス「待てコラ」
フィンクスと同レベルと言われ
落胆するシャルに、励ますように
声をかけるマチ。
マチは本をじっと見つめると、
扉が描かれたページに手の平を当てた。
マチ「そうだねェ…念の扉なんだし
例えばこうやって…」
そう言うと、マチは�犇鏑瓩納蠅縫�ーラを集中させる。するとマチの体は、本の中に吸い込まれてしまった。
『え！？』
なるほど。本に自分のオーラを翳すと
入れる仕組みというわけか。
それにしても、マチの感はよく当たる。
フィンクス「俺達も行くか」
マチに続いてフィンクスが
本の中に入る。そして私の番。
全身を流れるオーラを�犇鏑瓩�
手のひらに集め…そして扉の絵に
その手を当てる。
ブオンッ
『───っ』
鈍い音をたて、私は本の中に
吸い込まれた。
眩い光に包まれ、思わず目を瞑る。
『ん…』
再び目を開けると、目の前には
真っ白な空間が広がっていた。
家具も窓もない、真っ白な部屋。
そこにマチと、フィンクスと
中年の男がいた。
──────ターゲットだ。
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杏(プロフ) - 萌伽(/・ω・)/さん» わぁ(^^)読んでくださってありがとうございます！ (2018年4月23日 23時) (
レス) id: 884d6b5516 (このIDを非表示/違反報告)
萌伽(/・ω・)/ - おんにいいぃぃぃぃぃいああ(( なんでこんなにすごいとよ() ('-' ) (2018年4月23日 15時) (レス) id: a230e5531a (このIDを非表示/違反報告)
杏(プロフ) - しゃるなあくさん» ありがとうございます！これからも宜しくお願いします(^-^)/ (2018年4月7日 17時) (レス) id: 884d6b5516 (このIDを非表示/違反報告)
しゃるなあく - やば、おもろ（≧∇≦） (2018年4月7日 15時) (レス) id: 3513cc92b6 (このIDを非表示/違反報告)
杏(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます！！嬉しいです(^^) (2018年4月3日 8時) (レス) id: 884d6b5516 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏 | 作成日時：2018年3月14日 21時
