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2.母の話し ページ5

広く薄暗い談話室は、窓のカーテンから漏れる
淡い月光で不気味に明るみを帯びていた。


母は燭台に執事に明かりを灯させ、
執事とカルトを部屋から追い出した。


キキョウ「あぁ…キル、私のキルが…
あの子だけは…どうして…」


母は椅子に座る。
体は小刻みに震えていた。

母のつけている機械も、注意 を
呼びかけるとばかりにザーっと砂嵐が
起きている。


『どうしたの、母さん』

私は母に近寄る。

キキョウ「早くお座り!」

母の叫びが私の歩みを止めさせる。


母は自らの向かいの椅子を扇子で指す。
どうやらそこに座れということらしい。


『…はい、お母様』


私は母に従い座った。
しかし、母は、いつになく感情が
高ぶっているらしい。


気に触れないように、私は慎重に
言葉を選ぶ。

『どうしたの、母さん…
キルに何かあったの?』

キキョウ「A…A、わたくしの
話しを聞いてくれるわね?」


『う、うん』


母の長話を聞くのは、決まって私の役目だった。

まあ、私が母の安心がおける存在という
ことだろう。

そう考えるとそこまで悪くは無い。



母はヒステリックだが、ただ私に
…愛娘であろう私に、共感を
求めているだけなのだ。


キキョウ「貴女がいない時にねぇ…キルが…
キルが家を出たのよ」

キキョウ「でもイルミのお陰で、
キルは1度、家に戻ったわ…

そして、しばらく拷問部屋で鎖に繋いで
いた…」


母は苦虫を噛み潰したような顔をした。
まあ、顔見えないけど。

顔が見えなくても伝わるほど、母は
怒りと漂う殺気に満ちていた。


キキョウ「でも…あの、キルの
猴達瓩鯡松茲觧匐,燭舛
わたくし達からキルを奪ったわ!」

キキョウ「許せない…ねえA。
分かるでしょう!?」

急に話を振られて、言葉が詰まって
しまう。

『え、えっと』
キキョウ「キルは!!」

3.黒髪の弟→←1.嫌な予感 (貴女side)



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設定キーワード:ゾルディック家 , ハンターハンター , HUNTER×HUNTER   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 凛さん» 本当ですね。ご指摘ありがとうございます!修正させて頂きます(^^) (2018年3月13日 16時) (レス) id: 884d6b5516 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 35話目のタイトル、内容共に『気まずい』が『気まづい』になっていますよ (2018年3月12日 23時) (レス) id: 43e7e5560e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます(^^) (2018年3月7日 20時) (レス) id: 884d6b5516 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - そんな嬉しいこと言わないで下さいな 毎日更新ありがとうございます!! お疲れ様です! (2018年3月6日 21時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - オレンジさん» オレンジ様の応援あってです!有難う御座います!これからも頑張ります(^^) (2018年3月5日 16時) (レス) id: 884d6b5516 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年2月28日 19時

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