翔太 ページ24
あっというまに夏休みも終わり、今日から二学期になる。
まわりには、夏休みを使ってさらにオシャレを磨いてきた女子もいれば、
アイドルのコンサートに行ってきたばかりでまだ現実にとけこめていない女子もいる。
あたしはというと、、、あの日の事がまだ頭にいっぱいでそれどころじゃないのだ。
自惚れていいのかな・・・。
ちょっとはあたしのこと、特別に思ってくれてるってことだよね・・？
「真央？どうかした？」
突然、声をかけられた。
「翔太。ううん、大丈夫。」
目の前には、夏休みの間にぐんっと背が高くなった翔太がいた。
翔太は、野球部にはいっている。
あたしは、昔から見ているわりには野球のルールはよく知らない。
でも、野球をしている翔太が大好きだ。
見ているとスカッとする。
「それにしても、ほんと背のびたよね・・。」
「まあな。でも真央はチビだな！！」
・・・・ピキッ
「なんか、見下ろせるよ！！」
・・・・ピキッ
「真o・「チビは禁句だ！！このバカ翔太！！」
翔太は予想していたかのように、あたしの拳をスルリとよけた。
「まだまだだな！」
「・・・翔太！！」
もう一度殴ってやろうと拳を用意したが、それもあっけなく終わった。
「なんかあったら、言えよ？」
翔太はあたしの頭をなでると友達のところへ戻っていった。
「・・・・////////」
なんなんだよ・・・////
翔太の手ってあんなに大きかったっけ・・・？
ああもう！！急にドキドキさせないでよ・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
トーマ - すずらん。さん» いやいやいや。冗談は駄目ですよ？(笑)私は申そう (2013年1月26日 1時) (
レス) id: baae4de2cb (このIDを非表示/違反報告)
すずらん。 - トーマさん！きてくれたんですね！(≧∇≦)
文才！？そんなものないですよ(笑) (2013年1月24日 20時) (携帯から) (レス) id: befb22c9c7 (このIDを非表示/違反報告)
トーマ - こんにちは。コメントをいただいたので来させていただきました。どうして、そんなに文才あるんですか！？私に分けてください・・・・ (2013年1月24日 20時) (レス) id: baae4de2cb (このIDを非表示/違反報告)
真奈(プロフ) - 久しぶり〜。真奈なのだよ(笑)やっぱこの話、最高だぁぁぁぁ！時雨先生ヤベェ(//▽//) (2013年1月13日 11時) (レス) id: 47d756f8af (このIDを非表示/違反報告)
こやしょり - あけましておめでとう！！！これからもヨロシクね(*^^*)そして、更新も頑張ってね♪ (2013年1月4日 8時) (レス) id: f8c5319483 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鈴蘭空穂。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurokokise
作成日時：2012年12月12日 20時
