【銀魂】浮遊感と劣等感【沖田総悟】

8.了承 ページ11

総悟さんの赤い丸い目とあう。綺麗な赤色でおもわずじっと見つめそうになる。テレビとかだとバズーカで建物などを吹っ飛ばしている様子が見れるが今のところその気配はない。


「どうでしたィ？」

「近藤さんですか？了承を得ましたよ」


指で丸を作りながら答える。総悟さんはやっぱりなと半ば呆れ気味にいい、背中を向け歩き出す。
土方さんのところへ向かうらしかった。行く場所もないので総悟さんに付いていく。
近藤さんを探すのに大分手間取ったが案外土方さんの部屋から近かったのは少し殺意がわいた。


「土方コノヤロー」


そう言いながら襖を開ける総悟さん。
……上司に向かって大丈夫なのかこの人。


「…どうだった。」


土方さんは大人の対応で土方コノヤローを無視し、話を進めてくれる。ありがとう。
総悟さんが結果を出す報告してくれるだろうと思ったが私を振り向き、報告しろとでも言うように首をクイッと動かした。
それに相槌をし、土方さんの方を向く。


「ここに居ても良いそうです」

「…まじか。」


本当に残念そうに首をガクッとおとす。私が入るという事より近藤さんが了解した事に肩を落としたようだった。
それじゃあ…と土方さんは私の方を向く。


「これからよろしくな」

「よろしくお願いします」


簡単な挨拶を交わした。

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