六十二口 ページ24
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余りの変わりように俺は目を白黒させた。
硬直した俺をゾムが好きに動かしているのはもはや説明するまでもない。
「え……と?」
混乱する。
そこに助け船を出してくれたのはひとらんさんだった。
「さっきのはこいつのせいだよ」
コツンとオスマンを小突く。
痛いめう〜シクシク。なんて項垂れているがそれを聞いたひとらんにこめかみをグリグリされてる
「う、うおぉぉぉぉっ……」
「こいつが使ってたのは幻想系の術からは少し外れたもの。
まぁ簡単に言ったら言動を素直にするもの……かな。
だからさっきの言葉はぜんb((「言わんでええねんんんぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!!」ふふ」
「う、うぉぉぉ…ひ、とらん、ぎぶ!ギブッ!!」
ロボロが叫びオスマンが悲鳴をあげた。
そこでやっと笑ったひとらんに解放されたオスマン。
「ゴメンひとらん。最後なんて?」
「き、きにせんでエエよA。俺とロボロがオスマンにゾムと思考を同機されとってん!!」
「せ、せやせや!ゾムの思考とおんなじにされてん!!」
「お、おん…そうか」
余りの形相に少し引き腰になってしまった。その腰をゾムが引き寄せ抱いた。
「ほら、A怖がっとるやんか。離れてぇや」
「ん″……すまん」
「ごめんA……お詫びにもふるか？」
さすがと言うかなんと言うか……。
トントンは俺の好みを把握している。
遠慮無く肯定すればゾムの反対に座ってその黒い羽を閉じた。
「ふわふわ……」
「気に入ってくれた？」
「うん……めっちゃ好き……」
ふわふわした羽を堪能したくて背中に抱きついた。
腕相を回してようやく気づく。
「あれ……トントンなんか大きい……」
「あー……せやな。実は……全部変えてたんよ。やから年齢も実はめっちゃ上やねん」
「はえ……」
ばっ、とゾムを振り返る。
まさか……？
「ん？」
「いや、でも上って言っても三十とか……」
現実を見ないように口からこぼれる。
「いや……」
「いくつだっけ？」
「俺はこの前……確か千二百迎えたよ〜。」
「ぺ神が千二百っつーことは……俺、は千？」
「でロボロが千なら俺は千四百‼」
「僕は確かシャオロンの二百上ですね」
「俺(千)三百だわ」
「俺も千三百やな〜。ひとらんとおんなじやから♥」
「きも」
あっれー。可笑しいな？俺の知ってる年齢の概念とぜぇんぜん違う〜。
いやぁ。でもほら。ゾムって子供っぽいし……
「あー……ごめんなA。俺、トントンと同い年やねん…」
俺。キャパオーバーでショートした。
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トキ(プロフ) - どうか、この作品を引き継がせてください。お願いします。あなたに捧げる剣でも同じ事を書いています。お願いします。 (2021年1月1日 15時) (
レス) id: 44c169a7de (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - トキさん» わわ！！すごいやーん！！演劇は詳しいこと知らんけど、5本指は素直にすごいわぁ………。アレやったらボードおいでねwそっちの方が話せるし。 (2020年12月14日 18時) (レス) id: 2c34af32f0 (このIDを非表示/違反報告)
トキ(プロフ) - 例の県大会勝ったんですよぅ。劇部なんですけど、うちらより上手い人が落ちた挙句、全国で5本の指に入る舞台で演じる事になりました (2020年12月14日 18時) (レス) id: 44c169a7de (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - トキさん» お、お??!なんの大会かめっちゃ気になるwwおぅ!!頑張ってこい!! (2020年12月14日 8時) (レス) id: 2c34af32f0 (このIDを非表示/違反報告)
トキ(プロフ) - レンタル料うん100万の舞台でがんばって来ます、、、(1月) (2020年12月14日 8時) (レス) id: 44c169a7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弑逆ノ桜 (後にトキ) x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/homupe2019/
作成日時：2020年1月18日 18時
