魔王討伐とか無理だし店開こう！

幼なじみの提案 ページ2

いつもと変わらない晴れた日

俺は窓から入ってくる光から目をそらす

自転車と車の音がする。

「うーん...」

眠い目をこすりベットから這い出す

時計の針の示す時間は...

12時34分

遅刻だぁぁ！

と、同年齢の人間はいうだろう

しかし俺はすでに高校などに行っていない！

宇宙的超頭脳を持つ俺には教養など必要ない！

一人でポーズをとった俺

風が吹き抜ける

ちなみにニートではない

爆ドナルドというハンバーガー店でバイトをしている

まあ週１だけど！

今日もゲーム！明日もゲーム！あさってはバイト！

おれはBSBの電源を入れる

と

「そーまー！あーそぼやー！」

俺の至福の時間を奪った幼なじみの三奈がパーカーを着て玄関で手を振っている。ちなみにバイトをしている。週5で。

「うっせー！今からゲームすんの！じゃますんな！」

「いっつもいつもゲームばっかやんか！ヒキニート！」

「働いてるからニートじゃねえんだよぉ！」

「週1で？」

「そのとおり」

「...」

「...」

「奏真てめぇそろそろ働きなさい！家からほりだすぞ！クソニート！」

くそBBAめ！

「ニートじゃない？もう一回いってみ？」

ちいっ...

「で、何の用だ」

「冒険者になろーや」

「ふーん」

ボウケンシャ？某賢者？冒険者...？

「はぁぁ！？」

おれは玄関のクソ固い靴箱に足の小指をぶつけた

骨を衝撃が走りぬける

「...だいじょうぶなんか？」

「.....」

無言の俺に三奈が声をかける

「いってえええええええええ！」

「ふう...」

痛いチョウイタイ...

「そーまもなってや冒険者」

「冒険者になるとかなに口走ってんの？お前がバカなの知ってたけどバカなの死ぬの？」

冒険者とは剣と魔法で闘うものだがライフルだのマシンガンだのがあるこのご時世で剣と魔法で闘うとか頭がわいていて、さらに脳内お花畑になってい

「いいじゃないのさっさと出てけクソニート！」

とうとう切れたお母様(くそBBA)にゴキブリホイホイを投げられた俺は泣きながら家を出た

その後金がないのに気づき家にリュックを取りに帰り、ふたたび家出した。

「なんで某賢者になろうと思ったんだ？」

古い公園のベンチで三奈に聞いてみた

「わーいわーい」

基本的に話を聞かない三奈は錆びついたブランコで遊んでいる

「ミ○キーマーウス、ミ○キーマーウス、ミ○キミ○キマー」

相当アウトな歌を歌っていたのでドロップキックした

わりばし！です！一話書き終えたぁーこれからもよろしくヨロです！

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