魔王討伐とか無理だし店開こう！ (ページ7)

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バイトをすることにしたページ7

「お金がありません」

「ざまあ」

「...」

「ざまあ」

「...！」

「ざｍ」

「もとはというとお前がなまーずくんとかいうのを買ったのが原因なんだよ！」

三奈がそっぽを向く

「..しーらーない、しらない、ぼくは、なーにもしーらーない」

「バイトをします」

「やだです」

「やれ」

「だが、断る！」

「やりたまえ」

「お金がないなら魔物を倒せばいいじゃない」

「お前はどこの女王様だ！魔物とか倒してもなんももらえないんだよ！」

「バイトはめんどっちいねん」

「やってください」

「よかろう」

ファミバはほんとに気まずいのでソーロンでバイトをする

「「ちょっとコンビニ行ってくる～♪」」

面接を受かり、無事バイトを始めた。店長はすこし出かけている

と、早速第1お客様が入店

「「いらっしゃいませー」」

「トイレ貸してください！」

トイレだった

まあ仕方ないかぁ

「てめっ！買わへんのかよ！」

「すいまs」

「このバカが失礼いたしましたっ！」

ドアの開く音が聞こえた

「「いらっs」」

「金を出せ！」

強盗だった

これはマズイ

「わかりました！すこし待ってください！」

「早くしろ！」

こっそり三奈に耳打ちをする

(バレないように警察に連絡してくれ！)

三奈が頷く

「えーと、110であってるやんなー？1、1、0っと」

大声で電話をかける三奈

「ちょっと待てえっ！」

「なんやねん、今警察に電話かけてんねん、静かにしてや」

「だからだよ！舐めやがって！」

男が刃物を取り出す

やばい！

その時！

「とう！からあげラッシュ！」

三奈がからあげの入ったでかい箱を押し倒す

「やめろおおお！骨折れる！」

「やめろおおお！店長に叱られる！」

がっしゃーん

大量のからあげが飛び散る

「あっぶね！何すん」

「何すんだ！」

俺は三奈を大声で叱りつける

「てへぺろ」

「ぶっ飛ばしますよ？」

その時、店長が帰ってきた三奈が連絡したため警察もいる

「強盗の仕業ですか？」

店長がからあげの散乱した店内を見て呟く

「俺はやってな」

「こいつがやりました」

三奈は強盗に罪をかぶせた

「違う！やってない！信じてくれ！」

「強盗の言うことは信じたらあかんからな」

「からあげをぶちまけたのは俺じゃないっ！信じてくれえっ！」

濡れ衣をかぶせられた可哀想な強盗は夕焼けの中に吸い込まれて消えてった

「いやあ、からあげがやられたものの店に被害はない！ありがとう！」

「勝った…計画通り…」

「可哀想に」