行方不明・3 ～喪われたもの～【歌い手】 (ページ5)

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坂「47話！」作「おーわーりーがーみーえーねー！」← ページ5

坂田さいど。

みんなが寝静まる夜。

午前0時を過ぎたら寝静まるフリして～♪

禁じられたイケナイゲームを始め…ないけど……←

こっそりAを探しにいく。

だって、まだ、君のことを諦めたわけじゃないんだから。

坂「待ってろよ…A……！」

Aがいくところといえば……

坂「この家以外では一つしかない‼」

あそこの研究所付近。

あそこまで行かないと……！

って思って走って行ったのはいいものの、

砂嵐発生なう。←

お目目痛いなう←

迷子なう←

坂「ここどこやねん」←

目が痛いけど、とりあえず前に進もう。

坂「ダメだと思った時も前を向いてさあ進もう～♪」

うらさんの歌やけど。←

あれ、この口調聞いたことあるんやけど。

l【luzやけど。】

坂「うわぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁ⁉」

l【うるさいんやけど。】

いきなり声がしたと思ったらluzが後ろに立っていたんやけど。←

坂「なぁ……A知らん……？」

もしかしたら知ってるかもしれない。

Aの居場所。

l【知ってるっちゃ知ってるけど。】

坂「ほんま⁉どこにおんの⁉」

今すぐに飛んでいきたい衝動にかられる。

すると、luzがいきなり首筋の匂いを嗅いできた。

え、まさか臭いとかちゃうよな⁉

加齢臭がでる年齢ちゃうで！←

坂「……？」

l【うん、やっぱり間違いない。】

え、なになに。加齢臭出ちゃってる？←

l【あのね。Aの居場所を教えるのはいいけど、少し取引しない？】

坂「とり……ひき？」

l【うん。あのね。

・

・

・

僕らの仲間になってくれない？】

仲…間？

坂「そ、それでAに会えるなら‼」

luzはふんわりと笑って言う。

l【ありがとう。じゃ、早速やけど着いてきて。】

坂「わか…っゲホッおぇっ」

あぁ、まただ。

少し調子が良かったんだけどな……

l【あぁ……そっか。じゃあテレポートするね……】

“テレポート”

そこで俺の意識は途絶えた。

家があんな騒ぎになっていることを知らずに……