行方不明・3 ～喪われたもの～【歌い手】 (ページ28)

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坂【64話…ふふっ】ページ28

貴方さいど。

みんなが火の玉に苦戦してる中、さかたんに気絶させられて……

貴『ここ……どこ？』

いつのまにか知らないところに来ていた。

お城……？

って、

貴『オレいつの間に着替えたんだ……？』

なんかいつのまにかフリルのついためっちゃ可愛いワンピを着せられてる。

うっわぁ～にあわないよおぉおおおおぉお

坂【あ、起きた？】

なんて悶々としているといつのまにかさかたんが隣にいた。

貴『ん。起きた……ここどこ？』

我ながら結構ド直球な質問だな……

坂【ここ？ここはねぇ～ボクと君だけのお城！】

すみません、なんとおっしゃったのかわかりません(某Siri風)

あれ、これどっかで見たことあるぞ←

あ、《頭おかしい歌い手のとぅ↓うぃ↑ったーwwだ》

URL貼っとくわ
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/panpakapa/

えへえへ←

貴『さかたんさ、なんかモヤモヤしない？』

坂【んー、もやもや……す、る。】

やっぱり。

貴『そのモヤモヤはね。さかたんが忘れてしまった人たち。さかたんが置いてきてしまった人たちだよ。』

坂【え…】

ゴロンと横になる。もちろんさかたんには背を向けるけど(＾ω＾)

貴『自分が置いていかれるのは嫌なのに、誰かを置いて行くのは良いんだ？』

するとさかたんはポロポロと涙を流し始めた。

ふとぅん「わーい！さかたんの涙だぁー！浄化されるー！」←

あれ、なんかデジャヴだな、あ、あれか。

《敗けを認めよ勝者はこちらだ》か。
こちらもURLをほい。
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/surechigaino/

なんか今回宣伝多いな。

坂【ち、ちが】

貴『ちがくないよ』

だが喋らせない。それがAスタイル。←

貴『さかたんはさ、結局何が嫌なの』

結局はそこなんだよね～

坂【…1人ぼっちが、いやだ】

あぁもう理由がクソほど可愛いよぉ←

しっぽがペチペチ可愛いヨォ←

貴『…大丈夫。今はあいつらの記憶がなくてもオレがいるからさ、』

坂【…あのさ、ボクってこうなる前はあいつらと仲良かったの？】

あぁ、ほんとに記憶がないんだね。

貴『うん。とても。』

坂【思い出せないよ…】

辛いね。

貴『大丈夫。大丈夫。』

意外とすぐ思い出せるかもよ？

坂【｡ﾟ(ﾟ´Д`ﾟ)ﾟ｡うぇぇん】

貴『おー、よしよし。』

めんどくさいけど起き上がって泣きじゃくるさかたんの背中をさする。

全てはさかたんのため！(＾ω＾)

バァン！

ま「A！大丈夫！？」

ほら、きた。

記憶の鍵達が