行方不明・3 ～喪われたもの～【歌い手】 (ページ21)

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天「ごじゅーなな」さ【もり】天「(おい⌒▽⌒)」ページ21

えー、……はい、どうも。

この前は、封印されるとかぬかしながら…

なんか知らんけど……

ベッドに寝かされているお久しぶりなAでございます。はい。なんでだろ

貴『封印が解けたのか…？』

あ、ちなみに人格はオレのままです。

本当の自分は行方不明だし、闇の自分はなんか大人しくしてます。力も封印されたまま。

はい。

貴『なんか外が騒がしいな……？』

なにがあったんだろう

きぃ、と軋む扉を開けた先は、はっきり言って地獄だった。

固まっているとオレに気がついたさかたんが走り寄ってきた。

あれ、なんかさかたんハングリーゴーストみたいになってるよ？

かわいいからいいけど←

坂【A！おきたんや！体ダイジョーブ？】

なんだこの天使うちに欲しい←

しっぽゆらゆら揺れてるー！かわいいよー！←

貴『う…ん。今のところとくに問題無いけど…あの人たちは？』

なんか人増えてるしお互い治癒しあってるんだけど……

みんな深刻そうな顔してる……

すると、そのうちの一人と目があった。

あ、

やばい。

天「A！！！！」

思い出されちゃった。

すると次々に「思い出した」だの「なんで忘れてたんだよ…」などという声が聞こえてくる。

オレはそのままズカズカとみんなの方に向かって歩いていった。

う「…A、ごめ、おれ…」

うらさんが戸惑って言葉が途切れ途切れになるが、謝ってきた。

貴『……二度と』

う「……」

貴『二度と、オレを置いて行きませんか』

もう、オレを突き放しませんか

独りぼっちにしませんか

一人でに涙がポロポロと流れてくる。

ああ、

やっぱり、

寂しかったんだ、オレ。

う「もちろん、約束する」

貴『…ありがと。』

そ「A、突然だけど今さ、みて分かる通り、坂田おかしくなってるんだよ。」

あぁ、ぽいね。

天「で、その暴走を止めるにはなんだけど…」

うわ、みんな一気に暗くなった…

セ「坂田を…殺さなあかん」

(⌒口⌒)え？

貴『え、うそだよな？』

天「うそじゃ無い、ほんと。」

(⌒ロ⌒)うそぉん……←

するといきなり肩を掴まれた。

坂【ちょっとお？なーにこそこそしてるんでーすかー？】

かわいい←

貴『ちょっとここじゃさかたんがじゃまだね(ｺｿｯ)』

ま「ですね(ｺｿｯ)」

ってこーとーでー？

貴『へいさかたん！ねんねしな！』

坂【おわっ！？】

さかたんを闇の中に葬ってえぇえぇえ！？

貴そ『「せーの、異空間へワープ！」』

ぶぅんっ