行方不明・3 ～喪われたもの～【歌い手】 (ページ19)

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莉「55話！」る「ゾロ目！」ページ19

そらるさいど。

突如始まったバトル。

莉犬は短剣2本と炎魔法、るぅとは…ビール瓶2本？と光・闇魔法を使っている。

他の奴らは…

ななもり…ライフル(毒属性)
ジェル…ブーメラン(炎・雷属性)
さとみ…杖(治癒属性)
ころん…オノ(水・氷属性)

って感じか…

ま「治癒がいるのはややこしいですね…」

セ「んー、とりあえず俺は包丁で参戦しますわ」

ちょ、センラww包丁はやばいww

ス「全てを凍てつかせる氷よ、今、我に力を貸したもう！フルール・アイス！」

いきなりスグルが呪文を唱えると、

さとみの足元から花型の氷が出てきてさとみを包んでしまった。

さ【なっ】

莉【さとみくん！今助けるぜ！灼熱なる混沌の炎や、今こそ燃えたぎれ！うおぉおおおおぉお！！！！】

ス「させないよ。ウォーラー」

とスグルが腕をさっと振ると、鋭い水の刃が莉犬の心臓めがけて発射された

莉【んぎゃ！】

水の刃は見事に莉犬の胸に的中し、莉犬はその場にうずくまってしまった。

る【りぃぬ！】

慌ててるぅとが莉犬の元にかけよる。

な【ジェルくんいっちゃってぇ！】

ジ【あいよ！】

ス「させるか！」

とスグルがまたさっきのように構える。が、

こ【あのさぁ…なんで俺ら戦ってんの？】

た、確かに。それは思ってた。

こ【ところでさァ、みんななんで研究室に行こうとしてるの？ま、大方悪魔の子のことでしょうけど】

え、ばれてる！？なんで！？

こ【天才なころちゃんには全部お見通しですよっ！nqrseさんたちは悪魔の子を使ってこの星を再生するらしい。】

う「坂田に害はないのか…？」

するところんは俯いた。

こ【…害が、ないとは言い切れないよ。】

そ「え、どういうこと…？」

こ【今回の悪魔の子は自分が砂人だってことも、悪魔の子だってことも知らないわけでしょ？】

確かに。

こ【魔法を使い慣れない奴が魔法を使うとどうなる？】

る【ころんくんなんかキャラが違いません？】

確かになんか最初の自己紹介の時と全然違う ww

こ【ボクは…ただ冷静になってるだけだよ】

あ、そうなんだ

こ【話を戻すよ。答えはどうなる？】

う「……！」

こ【急いだほうがいいよ。】

そう言ってころんは研究所に向かって走り出したと思ったら、氷の道を作ってそこを物凄いスピードで滑っていった。

え(困惑)

ス「オレらも急ぎましょう！」

とスグルは氷のソリを作ってオレらをそれに乗せ、ころんとおんなじ原理で滑っていった。