KISUDA★HOUSE〈続!!〉４☆

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「ただいま〜」

太「ただいま」



…あれ？

本日はお出迎えなし？？？



いつもなら誰かが来てくれるのに

今日は誰の声すらもない。




「みんな居ないのかな？」

太「いや、俊哉じゃね？」

「あっ！！！そうじゃん！！！」




急いでリビングへ行ったら、



「「…。」」




ものすごく重い空気が漂っている。





「た、だいま？」




私の声に気付いた健永が、



健「おかえり、遅かったね」

「うん、ちょっとね」

太「ただいまー」




私のうしろからたいぴーもやって来た。





高「たいぴーと一緒だったの？」

「えっ」

太「ううん、玄関で会った」

高「そっか」

「「…。」」




シーーーーン。




な、なんですか？この空気。





「どうしたの？」

俊「…みんなに話したんだよ」

「あ、うん、そっか」

渉「なに？A知ってたの？」

「朝聞いて…てか、なに？なんなの？」



なぜ、こんなにも家の中の空気が

重苦しいの？






俊「たいぴー」

太「ん？」

俊「…俺、結婚やめることにしたんだ」

太「あ…うん、そっか」

裕「驚かないの？」

太「え？いや、驚いてるよ」

宏「…驚いてるようには見えねぇけど？」

太「なんだよ？やけに突っかかるな。どうしたの？」

渉「俊哉、結婚やめるんだよ」

太「それは今聞いたじゃん」

渉「…そっか」




…いやいや、いやいや！！

だから、なんなの？！

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