KISUDA★HOUSE〈続!!〉４☆

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「とりあえず！着替えます！！」

裕「えっ？」

宏「は？」



裕太の腕をくぐり抜けて、



「じゃっ！」


自分の部屋へと走って逃げた。




「怒られるより大変じゃん」



裕太にしろ、みっくんにしろ

みんなで行けばいいのに〜。



「…はぁ」



着替えをしても、

リビングに行く気が起こらない。





太「向こうに行かないの？」

「んー…ちょっとね」

太「なんで？」

「いや、まぁ私にもそれなりに…って！！！たいぴー！！」

太「え？今？遅くない？！」



いつの間にか部屋にたいぴーが

入ってきていた。


「ごめん、全然分かってなかった」

太「ひどくない？」

「申し訳ない」

太「なになに？」

「な、なにが？」



ベッドに座っていた私の隣に座って

じりじりと近付いて来る。



太「なんでそんなに行きたくねぇの？」

「別に」

太「なになに？」


ちょっとにやにやしながら

近付いて来るたいぴーがいや！！


太「なんだよぉ？」

「なんでもないの」

太「嘘つくなよ？俺は知ってんだからな」

「え…なにを？」

太「んーーー…」



目を細めて…


太「誰かとなんかあったな」

「？！ないよ〜」

太「今、目、見開いた」

「開いてない開いてない」

太「はぁ、俺には内緒か」



言えるわけないじゃん。

ちょっと裕太と色々あったなんて。



太「A」

「ん？」

太「そろそろ、俺も落ち着くし」

「あ、テスト終わった？」

太「うん。次の休みは俺とデートしようか」

「え？！」

太「なに？いやなの？」

「いやじゃないっす。ぜひ、お願いします」

太「なんだよ、それ(笑)」

「次の休みっていつ？土曜？日曜？」

太「んー。両方」

「いや、たいぴーはいつがいいの？」

太「両方。土日」

「…はい？」



そして、たいぴーはまた

私に爆弾を放り投げた。



太「旅行に行こうよ」

「…旅行？」

太「そう、前に行ってた旅行」

「え？いつ？」

太「今度の土日。二人で」

「…本気？」

太「もちろん」



…たいぴーと、

二人で旅行に行く？？

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