KISUDA★HOUSE〈続!!〉４☆

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裕「どこ行ってたの？って、聞かなくても分かる格好だね」

「ですねっ」



私たちは朝からずっと同じ衣装。



裕「楽しかった？」

「うん！！二人がさ、頑張ってくれたおかげでアトラクションも結構乗れたし！」

裕「うん」

「パレードも感動したよ〜」

裕「へぇ」

「あとはーっ」

裕「うん」




裕太が運転する車の中、

二人きりじゃないけど

後ろの二人が静かに眠ってしまったから、

なんだか少し、緊張した。




だからかな？

今日の私はよく話す！





裕「今度は俺と行こうね」

「あ、うん！みんなで行ったら絶対また楽しいよね！」

裕「あーっ、俺はみんななんか言ってないのに」

「まあまあ、うん、まあまあ！」

裕「今日さ〜、Aちゃん。朝起きたらもう居なかったし」

「うん」

裕「結構寂しかったんだよ」

「ごめんごめん」

裕「でもいいや、Aミニちゃん見れたしね♡」




昨日、

あんなことがあったから…

ちょっとドキドキしちゃってる。





裕「みつたちまだ帰って来ねぇの？って怒ってたよ」

「ひぇ？！」

裕「帰ったらお説教かな？」

「やだやだ！あ、大丈夫！お土産あるから！」

裕「ははっ、それでご機嫌なるの？」

「なるなる！大丈夫！あ、裕太にももちろん買ってきたよ〜！」

裕「いえーいっ、あとでの楽しみにとっとくね」

「うん！」

裕「Aちゃんも寝ていいよ」

「ううん！起きてる！大丈夫！」

裕「そ？」

「うん」



それからなにも話さなくなったけど

私は裕太のことばかり考えていた。

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