166. ページ16
「…んーー。見えない」
運転する裕太の姿は
なんとなくだけど見える。
だけど、助手席は見えない。
健「Aちゃん」
「んあ？」
高「お疲れさまです！」
「は？なにお疲れさまって」
健「んー、そりゃね？」
高「うんうん、そりゃね」
裕太の車がもう少しで
私たちの前に着く。
「だから、なにっ？！」
高嗣と健永は顔を見合わせて、
「「怒られるのはAちゃんだもん」」
「はぁ？！なんでっ」
高「え？だって、俺たち弟だし」
健「Aちゃんはお姉ちゃんだし」
「ちょっ」
高「だから、弟をかばう優しいお姉ちゃん！」
健「よろしくね！」
「はいぃぃ？！」
こんな時だけお姉ちゃん！！！
「…あ、も、もうわかったよ！今日は連れて行ってくれたから、お詫びに私が怒られてあげる」
「「やったー！」」
「今日だけだからねっ！」
「「はーい」」
都合のいい弟たちだぜ。
散々、俺たちは弟じゃねぇ！！
なんて言ってたくせにっ！
目の前に車が停まって、
窓が開いた。
裕「Aちゃん」
「裕太ぁぁ」
裕「寒かったでしょ？…ってか！なに！その格好！！！」
「ミニちゃん♡」
高「いいから早く乗って」
健「車の中で楽しんで！」
「あぁ、はいはい」
高嗣と健永は後部座席。
私は助手席。
二人が言ってたようなことはなかった。
「裕太、一人？」
裕「うん。って、Aちゃんが誰にも言うなって言ったじゃん」
「んーーーっ、ありがとう♡」
後部座席に乗り込んだ二人も
高「裕ちゃーん！ありがとう〜」
健「裕ちゃーーーん！」
高「裕ちゃーーーん！！」
裕「うるさいわ(笑)」
「ははっ、本当ありがとう」
裕「さ、帰ろっか」
「お願いしまーす」
「「お願いしまーーーす！！」」
車の中でもうるさい二人。
じゃ、なかった。
高「…Zzz」
健「…Zzz」
車を少し走らせるとすやすやと
肩を並べて眠ってしまった。
「早っ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 513人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
＊ミン＊(プロフ) - 久しぶりの更新でした(>_<;)コメント頂いていた方々、ありがとうございます(*ﾟ▽ﾟ*)返信は出来ていませんが読ませていただいておりますっ！ありがとうございます( ；∀；) (2018年1月20日 0時) (
レス) id: 1a4fdc6825 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - アカウント変えましたー(*^^*)私のこと、覚えてますかね？？(笑)(笑)ミンさんとは少ししかお話しできていないのでもしかしたら私のこと忘れてるかもしれませんね(笑)お忙しいとは思いますが更新頑張ってくださいね(*^^*)続き、楽しみにしています！ (2017年7月17日 14時) (レス) id: 54b9345723 (このIDを非表示/違反報告)
ララ☆ - この作品は、私の癒しですヽ(*´∀｀)ノ何回も読んでいますヽ(´▽｀)/更新楽しみにしてます(・∀・) (2016年10月28日 18時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - すっごくこのお話好きです！私は、今まで読んできたお話の中で、一番このお話が好きです！いつも賑やかでいいですよね〜たいぴーとの旅行は一体どうなるのか、楽しみにしてます♪頑張ってくださいね！(*^∀^*) (2016年8月2日 12時) (レス) id: 0c0813c9ee (このIDを非表示/違反報告)
きらら - 続編書いてください！ おねがいします！ ♪♪♪♪♪♪♪ ♪ ♪♪♪ ♪♪ (2016年3月24日 10時) (レス) id: 0c0813c9ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＊ミン＊
| 作成日時：2015年11月6日 22時
