KISUDA★HOUSE〈続!!〉４☆

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俊哉の結婚が止めになったと言うことで、

ちょっと寂しいような嬉しいような…

そして、

また家の中は変わらず騒がしかった。






太「A」

「んー？」

太「明日の準備できた？」

「うん！」




私とたいぴーの旅行は、

いよいよ明日になったのです。




太「車に先に乗せとくよ」

「本当？」

太「うん、その方がいいと思うし」

「ん？」

太「いや、こっちの話」

「んー、了解です！これなんだけど」

太「はいはい」




たいぴーに私が詰めたバッグを渡して、

お願いすることにした。





太「楽しみだね」

「うんっ」





もちろんこんなやり取りを誰かに

見られてしまったのなら、

旅行に行けなくなる可能性がある。



だから、大丈夫そうなタイミングを

見計らった私たち。





太「Aはあっちに行ってて？」

「うん、たいぴーは？」

太「コンビニ行ってくるとか言うわ」

「了解です！」




たいぴーに言われた通り、

リビングに行ったら




高「Aちゃーん」

健「ゲームする？」

「いや、しない」



ソファーの上で二人並んで

ゲームをしていた高嗣と健永。



「あれ？他のみんなは？」

高「んー、わったーとみつは」

「うん」

健「知らない」

「知らないんかい！」

高「ははっ」

健「突っ込み上手になったね！」

「そこ褒められても…」




渉くんとみっくんは行方不明？？




「裕太と俊哉は？」

高「んーー、あ！！！」

健「ははっ♪ラッキー！」

高「うわ！！！ちょ！！！」

健「俺が勝つ！！！」

高「俺だし！！！」




…え？なに？

ゲームに負けちゃった？

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