先輩方、それ、家でやってください。【Fuma.K】

じゅーよん ページ16

部活の関東大会。


健人先輩は出れたんだけどやっぱり相手チームも地区予選を勝ち抜いてきただけあって強くって。

僕らは準決勝で敗退してしまった。

これで3年生の先輩たちは引退か…



1人感慨にふけっているとどうやら打ち上げに行くことになったらしいので、母さんに連絡をいれて一部の部員でファミレスにやってきた。






「すずし〜」




『最近まじであっちぃもんな。A熱中症とか気をつけろよ？』




「いや、わたしじゃなくてまだまだ部活がある後輩たちに言ってあげて」




『Aが倒れたら心配だし俺が困るから。ちゃんと水飲んでくださーい』





「わかったんでお尻にある手をどけてくださーい」





『え、照れてんの？かぁわいいね』




健「風磨、ここ公共の場だから後にして

…あ、12人なんですけど…大丈夫ですか？」





聡「ねえねえ勝利、何食べる？俺はね〜」




勝「聡ちょっと黙って」




聡「急に？！笑」




これから先輩たちが部活に来なくなるって考えたら、偶然校内で会う以外に先輩たちのやり取り見れなくなっちゃうからね。

ほら、僕なんだかんだ先輩たちのこと好きだし。

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