第4話 ページ5
『あの…それ、あの』
「どうしたらこいつ元に戻るんだ？まさか倒すなってやつじゃねぇよな」
ひえっ。鋭い視線を私に向けないでくれませんかね怖いっすよ
んまあ相手を斬っていくだけじゃその子の望みとか恨みとか本音とか…
本当に簡易的に言うけど色々な鎖から抜け出せないからなぁ
この子の場合はナミーダ
いやぁ…見た目の通りに泣いてるような表情だし………
『最近あの子にやな事とかあった？』
「………無かった筈だが」
『…？』
なるほど、表に出さない感じのやつか
そうと決まればすぐさま女王様に支給された飴玉を舐めはじめる
不良少年はのんきに何してるんだという目で見てくるけど気にしない。まあ見てなって
え、今になって恥ずかしくなってきたんだがどうしてくれる
馬鹿になれ？自棄になれ？おうやってやんよ(？？？)
『キュアマシェ、必殺技をぶっ放せ！手伝うから！』
「いきなり言われても反応取れないが」
『私の言った通り…いや面倒だから紙と鉱石渡すわ』
「面倒がるな」
あはは、チキって保身に走っちゃったな…()
紙と先程の飴玉にこもっていた魔力を使って鉱石をその場で作り出す
興味なさそうに見てくるの本当精神大人だな
伝説の戦士って勝手に乙女心あっていつでも勇ましくたくましい子って思ってたよ
この子あり余り過ぎて逆に怖いんだよ分かれ
『はい。これをマシェットの刃の部分？に取り付けて君がやりたいようにすればいい…筈』
「…必殺技って何をすればいいんだよ」
『君らしい技でいいんじゃないかな？』
私は君と初対面の身なんで！君の事とか全く知らないんで！！
なんなら伝説の戦士だったっていう事実から目を逸らしたい気持ちで居るんだよ！！！
目の前で宝石を手に持ったままジーっと見ているのを見ては心配になる
少しだけだけどな
てかナミーダ今倒れてるからこんな余裕にできるけど本来ほったらかしたら駄目な存在ぞ？
他の人間に危害を加える存在ぞ？
早く決断してほしいな、出来れば君が満足できて即決できそうなことしてほしいな
そんな願いが届いたのか鉱石をステッキに装着し始めた
「…はぁ
アイデン、グリーン」
不良少年が言葉を発した瞬間光が今までよりもっと長くまで広がった
え、それまだ伸びたの？限界無いってすごいね、あれ、鉱石の力のおかげ…？
その変化を気にすることもなくナミーダを視界に捉えては深呼吸
「すべてを受け入れろ」
構えの姿勢から走り出し…
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zkraユウ(さっさん)(プロフ) - No.3さん» 魔法系少年もいいかなって思ったけどやっぱりこれだよね(服とか服とか設定とか面白さとか(アホの極み))コーヒーは犠牲となったのだった………(？？？)(コメントありがとうございます！) (2021年3月5日 23時) (
レス) id: c864ddbd4a (このIDを非表示/違反報告)
No.3(プロフ) - 最初の台詞でコーヒー吹いたじゃんwwwwこれ面白いわ見なくてもわかる() (2021年3月2日 21時) (レス) id: 5d07dd0044 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：zkraサン(さっさん) | 作者ホームページ：http//
作成日時：2021年2月25日 23時
