第2話 ページ3
「さっさと戻しやがれ…彼奴を元の姿に戻せ！」
『………こちとらも戻したいわ馬鹿！！！』
睨みつけながら物凄い形相で体を鷲掴みされるものだからついうっかり
まあまあ、まだ大丈夫だよな。暴言吐いた瞬間アウトだからな、うん()
てかレーダー壊れてません？これ
さっきから伝説の戦士ここに居るって言ってるのに
周りの女の子からそういうの感じないし！私の実力不足？
いや、どこかにいる阿呆でも探知出来る筈だから…
え、いや、あの、うん
ただ一つ可能性あるんならね
あるんだったらよ？私知らないよ？？？
「っざけんな！テメーがこんな事態起こしたんだろ！！！」
『…あのですね、一つだけ救えるかもしれないって事が』
「は？なんだ持ってんじゃねぇかよ」
ケッ、と悪態つきながらさっさと教えろと此方を見てくる不良少年
うん全然可愛くねぇし純粋でもないわ
そのまま可愛らしい…可愛らしい？ステッキを取り出す
何処かナイフの形を模したステッキは薄黄緑色を中心に装飾されていて
ナイフの縁には何かをはめ込むような隙間が空いている
「…ふざけてんのか」
『これがふざけてないんです』
私も目を逸らしたい出来事なんですけれども
こうなりゃ腹を括って言うしかないよなぁ…
いや、ワンチャン別の子って可能性もあるけどね？
今出てる被害を拡大しないためにも手っ取り早い方からしなくちゃねと
うん本当にそういう事なんですよ決して頭が狂った訳では無い
『…ひっじょーに申し上げにくいんですがね？
君は選ばれた子、伝説の戦士なんだ！』
「は？」
『私と契約して伝説の戦士になってよ！』
「おい？」
後半どこかに捕まってしまいそうな事を口走ってしまったがそんなの気にしない
こうなってしまえば1つの可能性にかけるしかない
さっきから反応し続けていたのは目の前の不良少年で
ありえないけどもしかしたら男装が趣味な子なのかもしれない
てかそう考えないと頭がおかしくなりそう。ガチで
『伝説の戦士として変身してお友達を救うか
拒絶してお友達が変わっていく姿を見るか
どっちがいいですか？』
「断然こっち」
先程まで意味がわからないといった表情だったのに
友人の事になると目の色を変えるもんだから妖精さんビックリしちゃったよ
いやぁ友情って素晴らしいんだね…
『それじゃあ、私の言葉を復唱してね！』
「おう」
『あ、嫌だったらこの紙に書かれてる通りでいいから』
「…は？」
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zkraユウ(さっさん)(プロフ) - No.3さん» 魔法系少年もいいかなって思ったけどやっぱりこれだよね(服とか服とか設定とか面白さとか(アホの極み))コーヒーは犠牲となったのだった………(？？？)(コメントありがとうございます！) (2021年3月5日 23時) (
レス) id: c864ddbd4a (このIDを非表示/違反報告)
No.3(プロフ) - 最初の台詞でコーヒー吹いたじゃんwwwwこれ面白いわ見なくてもわかる() (2021年3月2日 21時) (レス) id: 5d07dd0044 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：zkraサン(さっさん) | 作者ホームページ：http//
作成日時：2021年2月25日 23時
