◎きっかけはなんでも ページ4
練習中、少し足をくじいてしまって
1人練習を抜けて 廊下のベンチで 、自販機で買ったペットボトルで足を冷やしていた。
そんなとき、
ソプラノのきれいな声が聞こてきた。
「あら、後藤くん。どしたの？」
後藤「ちょっと足首が痛くて、」
「大丈夫！？医務室いっしょに行こうか、」
後藤「っいや！そんなに重傷じゃないんで、大丈夫です！ちょっとここで冷やしてから練習戻ります。」
「…ほんと？」
後藤「はい、ほんまです。」
「ほんまですか。」
あ、関西弁うつってる。かわいい
後藤「…みんなAさんに会いたがってたから、会いに来てくださいね」
「ふふ、うん！…後藤くんは？」
後藤「え？」
「会いたいって思ってくれてた？」
後藤｢…も、ちろん｣
｢よし！わたしも後藤くんと一緒に休もっと。隣いいかな？｣
後藤｢はい、｣
隣にAさんがいる。
ふんわり、シャンプーのいい匂いがした。
｢まだ痛む？｣
後藤｢ちょっとましになりました｣
｢よかった。まだ全然絡めてなかったからお話したかったんだ、後藤くんと。不謹慎だけどいい機会だなって思っちゃった｣
後藤｢ははっ！俺も、話したいと思ってました。みんな仲良くなってたけど、話すタイミングがなくて…、｣
そう言うと、にっこり笑ったAさんにほっぺをつままれた。
｢これからは遠慮しないで｣
後藤｢んは、｣
｢アントニーとか裕太みたいにガンガンきていいんだよ！｣
後藤｢ほんま、人気者ですね｣
｢えへへ、そうかな？｣
後藤｢雄大も匠海も、可愛いって言ってました｣
それから、
話が弾んで、練習生のアレコレや、Aさんのこと。たくさん話した。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
いつの間にかペットボトルもぬるくなって、足の痛みもほぼなくなった。
｢そろそろ戻る？｣
後藤｢…、はい。戻ります。痛みも引いてきたんで｣
｢ん！頑張ってね、……威尊くん！｣
…、反則やわ。
こんなん可愛すぎるやん。そりゃみんなトリコになる。
名前を呼ばれるだけでこんなに心が弾むなんて思わんかったなぁ…。
……仕返し、したろ。
後藤｢ありがと、Aちゃん｣
｢…っこら！｣
後藤｢っふ、またね。｣
綺麗で可憐で、
なんでも出来るスーパーウーマンから、
可愛い等身大の、1つ年上の女の子に見方が変わった。
ライバル多そうやなぁ…。
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みー(プロフ) - きゅんきゅんしすぎてドキドキでした。楽しみにしてます！ (2021年6月18日 5時) (
レス) id: 0883cafa55 (このIDを非表示/違反報告)
うりくり - 後藤くんとプリンのお話めちゃめちゃきゅんきゅんしました...！後藤くんピックなのでもっと絡み出してほしいです！あと栗ちゃんとももっと絡ませてくれたら嬉しいです！これからも更新楽しみにしてます♪ (2021年6月16日 3時) (レス) id: f4c9b15fdf (このIDを非表示/違反報告)
zizi(プロフ) - いちごだいふくlikeさん» ありがとうございます(><)！モチベーション上がります〜！本日更新予定ですので、よろしくお願いします( ..)" (2021年6月5日 14時) (レス) id: 378018831e (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - めっっっちゃめちゃ好きです、、、いつも更新楽しみにしてます、、、！ (2021年6月5日 4時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：zizi | 作成日時：2021年6月1日 9時
