●後藤威尊とプリン ページ15
グループバトルが終わって一息ついた夜。
…甘いもん食べたいな〜と思って、コンビニでブリンを買った。…ふたつ。
なんで2つかって、な？
ピンポン。
ある部屋のインターホンを押す。
｢はぁ〜い……、威尊くん？｣
後藤｢……なんか顔赤ない？｣
｢…お酒飲んでるの…、内緒ね？｣
後藤｢……入っていい？｣
コンビニの袋をちらっと見せると、ちょっとたじろいでから｢どうぞ｣って部屋に招いてくれた。
後藤｢まだ1本目？｣
テーブルの上には アルコール度数低めの缶チューハイが1本。
…1本目でこんな顔真っ赤になるんや。
｢んふ、うん。よわいの｣
後藤｢想像通りやけどな。…あ、これ、買ってきたから一緒に食べよ｣
｢ぷりん！？ありがとぉ｣
嬉しそう、かわいい。
勇気出して来てみてよかった。
後藤｢Aちゃん、晩酌の続きしていいよ。俺のことは気にせず｣
｢…いいの？ごめんね、お酒弱いくせに、ひとつの事をやり切ったら飲みたくなるの。…ひとりで飲むのは初めてだけどね｣
後藤｢初めて？｣
｢わたしこう見えて寂しがり屋だから｣
後藤｢……俺にはそう見えてたけど｣
｢ひひ、バレてたんだ｣
ぐびぐび。ひとくち。
Aちゃんの喉が動く。
なんかちょっと、…いやらしい。
後藤｢おいし？｣
｢ぅん、…いる？｣
後藤｢ううん、俺が飲んだら介抱する人おらんくなるやろ？｣
｢……ありがと｣
ぷりんおいしぃ、ってちっちゃいスプーンで食べてるAちゃん。
…ちょっと滑舌悪くなってきてるな。
｢…威尊くん、もっとちかくきてよ｣
近く…。
ひとつのテーブルを挟んで向かい合わせに座ってた俺たち。
後藤｢んー…、そっち座ろっか｣
｢ベッド？｣
後藤｢うん、｣
｢……ん、｣
ふかふかのベッドに腰掛けて、Aちゃんはお酒を。俺はプリンを。
……異様やな。
｢たける、｣
あ、呼び捨て。
これはめっちゃ酔っ払ってんな。
缶チューハイ2本でまさかの爆酔い。
後藤｢なぁに？｣
座ってる俺の首に腕が回ってきて、ぎゅううう、と抱きしめられる。
後藤｢ふふ、どしたん｣
Aちゃんの背中に手を回して、とんとんしてあげる。ちっちゃい子みたいでかわいい。
｢…きてくれて、ありがとぉ｣
後藤｢ううん、俺が会いたかっただけやで｣
｢たける、いいやつ｣
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みー(プロフ) - きゅんきゅんしすぎてドキドキでした。楽しみにしてます！ (2021年6月18日 5時) (
レス) id: 0883cafa55 (このIDを非表示/違反報告)
うりくり - 後藤くんとプリンのお話めちゃめちゃきゅんきゅんしました...！後藤くんピックなのでもっと絡み出してほしいです！あと栗ちゃんとももっと絡ませてくれたら嬉しいです！これからも更新楽しみにしてます♪ (2021年6月16日 3時) (レス) id: f4c9b15fdf (このIDを非表示/違反報告)
zizi(プロフ) - いちごだいふくlikeさん» ありがとうございます(><)！モチベーション上がります〜！本日更新予定ですので、よろしくお願いします( ..)" (2021年6月5日 14時) (レス) id: 378018831e (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - めっっっちゃめちゃ好きです、、、いつも更新楽しみにしてます、、、！ (2021年6月5日 4時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：zizi | 作成日時：2021年6月1日 9時
