【d!】溺愛されている幹部と日々の日常 Ⅰ (ページ10)

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一通り終わった仕事に欠伸をして休憩がてら馬小屋へと向かう、そして入ろうとした瞬間、レイちゃんとらんらんの声がして止まった、彼女のはしゃぐ声からして楽しんでるんやろう、そんなところに邪魔をするのは何だか申し訳ない、、

『…まぁ、世話終わったし今すぐじゃなくてもええもんな』

再び欠伸をして来た道を引き返す、そしたら後ろから凄い勢いで突進された、よろめいて振り返ればムーンが何処か不満げに此方を見つめている、、いやなんで勝手に外出てるん!!?

『ムーン、どないしたん』

［……］
『無言の圧やめい、ほら馬小屋戻んで』
［……］
『戻りたくないん？‥しゃあない、久し振りに昼寝しよか、木陰でな』
［ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ］
『おっ、乗り気やな？ほんじゃ行くで』

少し丘となってるスペースを上がって木陰で腰を下ろす、その隣に座るムーンの身体に頭を乗せて目を閉じれば、ムーンも同じように私のお腹に頭を乗せた。その頭を撫でて昔、此処に来る前のように眠った、、

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？side

ht「＿んふ、可愛い、、あ、俺毛布取ってくるから、ちょっと行ってくる」

そう言って走っていくらんちゃん…ウザいウザいウザいウザいウザい＿何なのこの女、本当なら私が、私だけが愛されているはずなのにウザい、ほんと消えて欲しい、これまで私がどれだけ努力してきたか分かってるの？

わざとグルちゃんの前で興味が無いフリして、二人きりの時弱みを見せて、興味もない戦争の話を熱心に聞いてるフリしたり、それもこれも彼らを手に入れたかったから、次期総統候補の彼から愛されれば何もかも手に入る、だから総統補佐の仕事が回ってきてようやく夢が叶ったと思ったのに、みんなアンタ第一、私なんて二の次、グルちゃんだって話すことはあの女のことばかり、前までお茶会してても戦争のことしか話さなかったのに、、

？「いつか絶対消してやる＿」

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