【d!】溺愛されている幹部と日々の日常 Ⅰ (ページ9)

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Ⅷ ページ9

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『_ん‥いい匂い、、』

ふわっと香る良い匂いに自然と頬が緩んで抱き着く、温かくてゴツゴツとした手が私の頭を撫でて仮面を外した、、ん？外した!!?驚いて上を見上げるとトンさんと目が合う…バレた、顔、バレた、

tn「えっと‥ごめんな、寝るのに仮面邪魔やろうと思って、勝手に取ってすまん、トラウマやって聞いてたのに」

『…はぁ、もうええよ、謝らんで』
tn「でも、、」
『隠してたん九割近く悪戯心やったし、トンさんやったら見られてもええの、何なら神さんとか既に顔知ってるし』

トンさんは特別、なんて言うと顔を赤くしてそっぽを向かれた、ほんと彼には恩義しかないから見られても別に良かったんだよね、傷だらけの私を此処に連れてきて仲間入りを推薦したのは彼だから、そのおかげで楽しく過ごせてるし、、

『でもほんまビックリしたわ』

tn「それは俺もやで、めっちゃ似とるやん」
『せやろ？私も初めトンさんと会った時、似てると思ってん、実は生き別れの兄妹説』
tn「ええな、それ、戸籍それで登録する？」
『冗談ですぅー私に兄は居ないって調べたから兄妹じゃないですぅ』
tn「それは残念やな、もし来世があるなら今度こそ兄妹になりたいわ」

トンさんが兄とか頼りがいがあるな、二人で微笑んで来世のことを語って食堂へと向かう、そしてトンさんの隣に座って他のメンバーと話していれば、突然肩を抱かれた。

tn「俺はAの顔見たんでぇ」

「「「は？」」」
gr「Aの顔見たんか!!?お前!!」
zm「なんで俺には見せへんのにトントンだけ!!ズルい!!俺にも顔見せてや!!」
『不可抗力やったんやけど‥アンタらに見せる予定は無いで、なんか嫌や』

見たいと言う欲丸出しだから何か嫌だ、きっと見られるってなったらまた不可抗力やろうな、、アカン、自分でフラグ立てたかも知れん

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