【d!】溺愛されている幹部と日々の日常 Ⅰ (ページ7)

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パーティーと言うものは正直大嫌いだ
笑顔で相手を見定めて、見下して、媚びへつらって、裏では何考えてるか分からない連中ばっかり、、だから来たとしても極力気配を消して周りとの接触を控える。

…にしてもさ

「いつ見てもお美しいですわ」
「隣に居る女、誰かしら」
「グルッペン様の婚約者？」
「あり得ませんわ、あんなブス」

アイツら目立ち過ぎやろ!!!?
なんやあの注目の浴び方!!しかもレイちゃん反感買っとるが!?てかブスちゃうやろ!!美人やんけ!!

心の中でそう思いながらアイツらを見ていたら、ゾムと視線が合って微笑まれる、、え？アイツ気付いたんか？結構気配消してたのに!?

zm「＿Aやろ、アンタ」

『えっと‥ゾム様、？』
zm「見付けたら踊ってくれる約束やろ？ほら、下手な演技止めて一緒に踊ろ」
『…誰が下手な演技だ、失礼やな』

そう言いながらもゾムが差し出した手を取る、中央まで歩いて音楽に乗ってステップを踏む、いつものパーカー姿とは違いタキシード姿だから目のやり場に困っていれば、グルさんと踊っているレイちゃんと目が合う、、そして何故か睨まれた、敵だと思われてるのかな、？

zm「A」

『ん!?』
zm「俺だけ見といてぇや」
『…無駄に格好いいこと言うやん』
zm「無駄が余計やぞ？w」

視線をゾムに戻せば、悪戯が成功した子供みたいに微笑まれる、そしてパーティーは無事終わり、私はさっさと我々国に帰った。帰国したゾムにとても絡まれたのは言うまでもない、、

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