【d!】溺愛されている幹部と日々の日常 Ⅰ (ページ5)

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Ⅳ ページ5

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『＿偵察任務？』

gr「嗚呼、あくまで偵察して来て欲しいんだ、二人で暴れて潰すなんてことするなよ」
zm「なんで潰したらアカンの？潰せるし俺ら暴れられるしで一石二鳥やん」
tn「それは一石二鳥とは言わん」
gr「いつか危険になるだろうとは予測しているだけで確定事項では無い、それに対処する時は軍が動く、たった二人派遣するなど軍の面目丸潰れだ」
tn「偵察やぞ？分かったか？」
zm「はいはい、それって様子だけ見んの？情報とか盗まんで良い？」

tn「情報はロボロがハッキングして集めたから、その情報が間違ってないか様子見るだけで良い、本当なら監視カメラとかで見るんやけど、、」
『山頂付近にはカメラ無いもんな』
tn「おん、せやから二人に行って欲しいねん、山まで行ってその日に帰ってこれる体力あるやろ」
zm「お前任せろ？完璧にこなしてやるぜ!!」
レ「頑張って!二人とも!」
『ありがと!!んじゃあ行こか、ゾム』
zm「はーい♪」

二人して窓から飛び降りて馬小屋へと向かう、そしてゾムは適当に選んで手綱を持つ、私はと言うと奥まで行って愛馬である子の元で止まった、目が合うとその子は座っていた身体を起こして頭を下げる、それに返すように頭を下げれば扉を自分で開けて出てきた。

『ほんま賢いな、ムーン』

［ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…］
『ええ子ええ子、ほんなら外行こな』

毛並みを撫でて外に出る、そして鞍の乗って裏門から軍を出た瞬間腹を軽く刺激すれば走り出した、ムーンの黒の毛並みが太陽の光に反射して青く輝いて見える、とても綺麗で走るスピードも速いこの子、実は暴れ者だったりする。

私以外背中に乗せないし、近付いただけでも蹴りを入れようとする、だけどとっても賢く私の命令には忠実だから処分されていない、もっと他の馬みたくフレンドリーになってくれたら、、とは思うけど、ムーンは人間嫌いみたいだからしょうがない、その分仕事内容にムーンの世話が入るけどね

『よーし‥さっさと終わらせて帰ろか』

目的地の少し先で降りて呟きながら、私達は偵察任務を遂行した

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